アトリエ・サルバドールの冒険

水彩絵描き ますとみけい のblogです。作品・雑記・お知らせ・らくがきを投稿します。

雑記

本当の絵描き

ぐだぐだ考えている...。 「本当の絵描き」ってどんな人だろう。自分のイメージの中では、なぜか公園で絵を描いている。それから寡黙 (なぜだろう...)。 でも「本当の絵描き」とか、自分で書いておいてなんだけど「本当」も何もないんじゃないのか。絵を描い…

一筆描きの車

長沢節先生の「わたしの水彩」という本がある。閉校した画学校、セツ・モードセミナーの教科書のうちの一冊だった。 セツに入学した頃、人物画の教科書「デッサン・ド・モード」と一緒に購入した。校舎のカフェスペースのテーブルで友人や先輩と一緒に読んだ…

探索

探索。新しい筆と新しい紙。らくがき。 ... 先週の金曜日、スケッチ用の軽い画板を作ろうと思い立って、資材店に行ってポリカーボネート中空ボード (910 x 910 mm) を買ってきた。そのあと包装を解かずに壁際に置いてしまっている。どれくらいの大きさにする…

ばら

赤いばら。頂きものの水彩紙に描いた。 ... 東京在住・インド系フランス人の友達から水彩紙をひと束もらった。帰省の時にパリの画材店で見つけてくれたらしい。くすんだ色にザラザラの手触り、パッケージには「100% coton」の文字と、薄暗い工房の中で職人が…

レモン

レモン (9.5 x 10 cm)。2日くらい転がしている。 ... 気持ちが落ち込んだとき、青空文庫で梶井基次郎の檸檬を読むことにしている。 https://www.aozora.gr.jp/cards/000074/files/424_19826.html 「えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧さえつけていた…

斜めに家が建つ

らくがき。 ... 井の頭公園でお店を出しているとき「あなたの絵は自由ですね。私はこうは描けません。どうやって描くんですか」と尋ねられたことがある。お仕事で建築図面を引いている方からの質問だったりする。答えに困ってしまった。絵が自由かどうか。分…

何も描く気がしない

何も描く気がしない。とりあえず絵の具に触ってみる...。 うーん。まあいいか...。次の元号から何かしよう...。 とか言ってるうちに元号変わってしまった。いい時代になりますように。

桜の枝

桜の枝 (13.5 x 18.5 cm)。駅の花屋さんで買ってきた。 ... 去年の今頃、井の頭公園でお世話になっているさぶりゆきこさんが桜の枝のスケッチをグループ展で展示していた。素敵な絵だった。紙白の多い小さな絵で、桜が紙の向こうに「本当にある」感じがした…

私が絵描きになった理由

昨日ETVの「ヘウレーカ!」に、大学院のときの指導教員の柏野牧夫先生が出演していて、聴覚研究の奥深さについて又吉直樹さんと話していた。(お元気そうで本当に何よりです。) メインテーマは「空耳はなぜ聞こえるか?」良かったらNHKオンデマンドで見てみて…

2018年

「2018bestnine」という、2018年にUpしたInstagram画像のうち特に好評だった9枚を1枚にまとめるサービスを使ってみた。さくらんぼの絵が懐かしい...。 今年は「100日続けてとにかく何か描く」というチャレンジをやってみた。確かに、続けていると自分の中の…

何もしていない訳ではないですが

らくがき: 謎の乗り物?に乗るサンタクロース...ギャラリー華音留のオーナーさんから頂いた「クリスマスっぽい外国の路面電車」のリクエストについて考えている。 ... らくがきクラブをしたり、星新一関連の論文を書いたり (告知post) 決して何もしてない訳で…

Macが立ち上がらなくなりました

愛用のMacBook Proが立ち上がらなくなりました。数ヶ月前から妙な動きが増えていたので、ついにその時がきたのだなと思います。Appleストアの方によると、修復は難しいかもしれないとのこと...。絵描きを始めてから先、ずっと一緒に作業してきたマシンなので…

あわい

きのう描いた水彩。 「あわい」という言葉があるらしい。漢字は「間」だけれど、漢和辞典を見ても「あわい」の読みが載っていなかった (「あい」という読みからの派生だろうか。) 「淡い」の音とも重なって、なんとなく境界のぼやけたような雰囲気を表せるの…

5/31の「中央線沿線らくがきクラブ」で描いた水彩。 「あなた一体どういう絵が描きたいんですか」と聞かれると、本当に答えられない。どういう絵か分からない。キャラクターか、似顔絵か (苦手だけど)、食べ物か、風景か...。頭の中に、いつもこんな想像があ…

自由でいること

「夢の桜」制作終盤。子どもたちが描いてくれた絵を並べている。色さん撮影。 アートプロデューサーの色さんからお声掛けいただき、大田区のコミュニティスペース「こらぼ大森」でのイベント「大森アートフェスタ 夢の桜プロジェクト」ライブペイントに参加…

「水の流れに逆らわない」

昔描いた水彩: 2012年頃、絵の学校(セツ・モードセミナー)で描いた人物画。 ... セツ・モードセミナーのカリキュラムには「人物水彩」という、着飾った人物を見ながら3時間程度で大判の絵を仕上げる授業があった。この絵はその授業中に描いた。この日は家に…

近況

きょうの水彩: 井の頭池の夕日。 絵を描くお仕事が一段落して、絵に関する以外の作業の割合が多くなった。さほど忙しい訳でもないのに、頭がやたら混乱する。絵を描く作業と、文章やプログラムを書く作業は、頭の使う場所が違うと思う。

もう一度

きょうの水彩: 横浜港 (以前掲載した絵のバージョン違い) 透明水彩で描いていると「あー、これはやってしまった」と後悔することがよくある。最近「やってしまった」と思っても、その時点で白紙からやり直すのではなく、いったん気を落ち着けて、もう少し描…

空を飛ぶもの

きょうの水彩: 空の習作。普段と違う絵具 (サクラマット水彩) を使って描いてみた。 ... ついにFlightradar24のGold planを申し込んでしまった。アクセス開始時の広告が消え、タイムアウトによる更新の必要もなくなった。コンピュータの前にいる時間、ただず…

絵を生む鋳型

色試しの紙: パレットに余った絵の具を適当に置いて、新しい色と形を探す。 落書きと絵の境界はどこだろう。もしも落書きと絵の境界が分かって「絵」というものが持つ重要な構造を摑むことができれば、鋳型で鋳物を作るように、いくらでも絵が描けるようにな…

黒による表現

きょうのスケッチ: 贈り物の花籠。 絵の中に黒を入れた瞬間、絵の存在感が一気に上がる。たぶん、黒がその絵の世界の中の「一番暗い何か」「一番黒い何か」「一番はっきりしている何か」の表現を一手に引き受けてくれるのだと思う。

答えなくてもいい

きょうの水彩: 空の習作。 ... 絵を描いているとき、頭の中から声がすることがある。 「こんなことに何の意味があるの?」 院生の頃、論文を書いているとき同じような声を聞いた。「何の意味があるの?」と頭の中から声がした。書かなければ修了できない。す…

ICU本館

水彩スケッチ: 3月中旬の風景。建物に重なる木をいくつか省略した。 国際基督教大学 (International Christian University: ICU) 本館の取り壊し計画がたったと聞いて、オープンキャンパスの日にお邪魔した。中央線の武蔵境駅からバスでおよそ15分。キャンパ…

饒舌な絵描き

少し前に描いた絵: セルリアンブルー(レッドシェード)、ゴールドオーカー、墨。 無口な絵描きに憧れがある。「絵が語る」ような人。自分はどうも饒舌で、いつもべらべら喋っている気がする。それもだいたい背後の理屈を説明しようとする。役に立つこともある…

好きな色の答え方

人から「好きな色は?」と聞かれるとき、 ガンボージの黄色。しかし残念なことに草木から取った本物のガンボージの色を知らない。ガンボージは有毒かつ退色しやすいため、現在は使われていない。画材製造各社で代替品が検討されている。自分はウィンザー&ニ…