東京駅・動輪の広場

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きょうの水彩: 東京駅・丸の内側地下の動輪の広場。国鉄の蒸気機関車「C62 15」の動輪部分がオブジェとして飾られている。薄暗く、天井が低く、人通りが激しい。隅に赤い帽子の人が座り込んでいた。自分がスケッチを描いているとき、帽子の人はときどき立ち上がって、遠くから絵の様子を覗き込んでいた。その後、絵ができあがる少し前に、かばんを持って立ち去って行った。

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おでかけスケッチ2日目。きょうは東京駅で水彩画の製作についてお打ち合わせをした後、相手の方に見守られながら動輪の広場をスケッチした。あまり考えずにどんどん描いていったら「おでかけ」の語の雰囲気とはほど遠い、重い画面になってしまった...。外スケッチは描くのに必死で、ていをよそおうひまがない。あとで見返したとき、絵から自分の興味がストレートに飛び出してくる気がする。