ローマの休日

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きょうの水彩: 映画「ローマの休日」中盤の「真実の口」のシーン。新聞記者ジョーが彫刻の「口」に手を食べられてしまったふりをして、アン王女をからかう。

きょう出かけた喫茶店のスクリーンで「ローマの休日」のDVDが再生されていた。モノクロで、音も出ていないのに、どのシーンも不思議と引き込まれる感じがあって、最後まで見てしまった。どの瞬間もキラキラしている。

今まで「ローマの休日」を見たことがなかったので「真実の口」についても観光地にあるレプリカの占い機でしか知らなかった。映画の中での活躍も「旅先のふたりがちょっといちゃいちゃするための小道具だろうな」くらいにしか思っていなかった。あらためて映画を見て、物語の中で大切な役割を担っていたと分かった。王女も新聞記者も、互いに自分の素性に関して致命的な嘘をついている。あのとき「真実の口」の審判を受けることで、はじめてふたりは仲良くなれたのだと思った (シーンの後半がほぼアドリブだったと聞いて驚いた) 。

店では音なしで再生されていたので、戻ってからYoutubeのレンタルで視聴した。素敵だ。ずっと見ていられる。

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おでかけスケッチ10日目。おでかけすると色々な発見があって嬉しい。きょうは台風なので家で描きます。