ヨットの模型

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ヨットの模型 (a model yacht) 36 x 51 cm

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横浜画塾・笠井先生の教室。画材や本、剥製、ビン、ドライフラワー、乗り物の模型が置いてある。アトリエというより秘密の研究室みたいな感じがする。

教室はしばらくお休みになった。4月に表参道で予定されていた、先生の個展も中止になった。しばらくお伺いすることができない。また落ち着いて、教室で絵が描ける日が来てほしい。

 

井の頭弁財天

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井の頭弁財天 (Inokashira Benzaiten Shrine)

25 x 22 cm

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井の頭公園の弁財天。入口の裏側から見たあたり。

状況的にも気持ち的にも、今はスケッチに向かいづらい。室内で絵を描いている。

さくらもち

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さくらもち (sakura-mochi, cherry blossom rice cakes) はがきサイズ小

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さくらもち。近所のお店で買ってきた。浅くついたおもちが包んである。西日本で一般的な「道明寺」というタイプのさくらもちらしい。東日本のさくらもちは、小麦粉でできたクレープ生地のようなものにあんこが包んである。

allabout.co.jp

日本神経回路学会誌 (2020年3月号) に寄稿しました

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日本神経回路学会誌 (2020年3月号) に「水彩絵描きの冒険 -体当たりで行く芸術と科学の融合領域-」というタイトルの文を寄稿しました。特集ページ『神経回路学会における「在野研究者」「企業研究者」の取り組み』の解説記事です。お茶の水女子大学の毛内拡先生にお声掛け頂きました。ありがとうございます。

こちらから全文をお読みいただけます。

水彩絵描きの冒険—体当たりで行く芸術と科学の融合領域— 

 

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知覚研究に興味を持ったきっかけ、研究を離れた経緯、絵の学校の思い出、透明水彩について、その他少しずつ書いています。掲載誌の関係上、主に神経科学や数理の研究者の方へ向けた話題になっています。

特集では毛内先生と「脳を理解する方法」について考え続ける森北出版の丸山隆一さんとご一緒しています。丸山さんは、以前イラストを描かせていただいた、小林晋平先生の「ブラックホールと時空の方程式」の編集を担当されています。

神経回路学会誌の記事は、掲載から1年後、どなたでもWebからダウンロードできるようになります。(2ヶ月後のWeb版公開時は回路学会の方のみダウンロード可能です。) 気軽な読み物としてお読み頂けたら嬉しいです。1年後の世界が今より落ち着いていますように...。

J-STAGE 日本神経回路学会誌ページ

https://jstage.jst.go.jp/browse/jnns/-char/ja

 

多摩川・是政橋

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多摩川・是政橋 (府中)
Koremasa Bridge, Tama River (Fuchu)

33.2 x 24.2 cm

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多摩川に行ってきた。

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府中の是政橋。一度現地で描いてみようと思っていた。ちょっと淡彩ぽくなった。これはこれでいいか。橋は楽しい。少しずつ下流側に行ってみたい。

スケッチと絵

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スケッチ: 京王相模原線多摩川橋梁。河原に降りて砂利の溜まった州のところから描いた。

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絵の教室の同じクラスに、スケッチとランニングが物凄く好きで、毎日関東平野の広い範囲をランニングしながらたくさんスケッチをする方がいる。建物や乗り物を描くのが特にお好きで、私なら「複雑そう」と思って描くのを躊躇してしまうようなものも、あっという間にどんどん描く。どのスケッチも不思議な迫力がある。いいなあと思う。

触発されて、去年から外でのスケッチの数を増やすようになった。「描きたい」と思ったものを、その場ですぐ絵にできる人に憧れがあった。とにかく行動力のない人間なので、いつも考えるだけ考えてなかなか動けない。前よりはましになったけど、基本的にインドア派で、部屋で考えを転がしている時間が相当長い。

きょうも「スケッチ」と「絵画 (タブロー)」の違いについて考えていた。もっと言うと「スケッチをするとき、どこまで"実際"を描くか」について考えていた。昼の多摩川で画材を広げて、空想のガンジス川を描く人間はスケッチをしていることになるんだろうか。特に答えは出ていない... 絵を描いていることになるんだろう。

風景スケッチの描き方を解説する本で、講師の先生が「電柱や電線は邪魔なので省略しましょう」と仰っていることがある。興味深い話題だと思う。「一幅の絵」になりたかった街がある。だけど電柱と電線に邪魔されてしまう。それで、せめて絵に描く時くらいは、それらは"なかったこと"にしてしまう... これはれっきとした現実の否定だ。というか、電柱と電線の方が「街が絵になる」ことを否定したようなものなのか。

私は考えるのが好きなので、部屋でこういうことを考えているとき幸せを感じる。

 

ateliersalvador.hatenablog.jp

 

「ミニ額コレクティブアート展 vol.3」終了しました

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ミニ額コレクティブアート展 vol.3 @ 赤坂 gallery x cafe Jalona 終了しました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

「ばら」「ひよこ」が旅立ちました。お手元で可愛がって頂けたら嬉しいです。

今回Jalonaさんから「ジャローナ賞」を頂きました。来年受賞者3名で展示をします。素敵な展示にしたいです。

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「ばら」: スペインの方のお手元に行きます。花屋さんで真紅だったばらが、しばらくして暗赤色に変わった頃スケッチした1枚です。きれいな色で、残したかったのでした。花を家に飾ると花の変化が分かって良いです。

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「ひよこ」: 旅のおみやげ・ひよこです。最終日のジャローナさんで、絵を見ながら「頭から食べますか?おしりから食べますか?」という話題で盛り上がりました。私はおしりからです。

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最近の作業スペースです。少し広くなりました。

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季節が春になってきました。街も花の香りがして嬉しいです。

お花見

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(静物の習作) お花見
study of still-life painting: flower viewing
36 x 51 cm

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横浜画塾・笠井先生の教室で描いた静物。

横浜画塾では2時間半で1枚の絵を描く。描くものは毎週変わる。教室のドアを開けたとき、はじめてその日描くものがわかる。一期一会の感じがする。

 

「モルフォ人体デッサン 関節と筋肉の働き」模写

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人体デッサン集「モルフォ人体デッサン ミニシリーズ 関節と筋肉の働き」の模写を完了しました。6月22日からはじめた「骨から描く」の模写の終了後、10月18日から始めて、1日およそ1/2~1ページ、全96ページ写してきました。少しだけ人体に詳しくなった気がします。といっても、2ヶ月後にはかなり忘れてるような気もしますが...。すでに、最初の方に描いた筋肉も関節も、だいぶ思い出せないのです。それでも「参考の本を持っている」「1回さらってみたことがある」というのは、人間を描くにあたって、何か迷うことが出た時に心強いなあと思いました。

関節と筋肉の働き (モルフォ人体デッサン ミニシリーズ)

関節と筋肉の働き (モルフォ人体デッサン ミニシリーズ)

 

6月に買った「箱と円筒で描く」が後ろに控えています。

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今まで1日1/2~1ページのペースで描いて、結果をTwitterに投稿していたのですが、Twitterの「メディア」欄が模写の画像で圧迫され、作品をご覧頂く機会をかなり失っていることに気づきました。明日以降、模写は手元に留めようと思います。

また製作を増やしていきます。