白い花。道端に咲いていた。
小さい絵。なりゆきまかせで描いている。
いちごのショートケーキ。近所のケーキ屋さんで買ってきた。以前描いたのと同じお店。シンプルでとてもおいしい。好きでよく買ってくる。
小さな絵をちょっとずつ描きたい。
「つり」 : 個展「きょうの水彩」の案内はがき。
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2年前、こんな妄想を書いていた。
頭の中に、いつもこんな想像がある。核戦争か天変地異かで文明が滅び、かろうじて自分は生き延びている。そのとき、同じシェルターに逃げ延びた子どもや大人と一緒になって、地面に絵を描いて遊びたい。自分は絵描きだから、リクエストにはなんでも答えて「どや?」をしたい。ドラえもんとプリキュアを描けたら絶対ウケる。食べ物や街を描いたら、少し悲しい気持ちになるだろう。
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2年たって、現実が近い状況になってしまった。天変地異で文明が揺らぎ、多くの人が家に逃げのび、インターネット上に集まって、たくさんの時間を潰そうとしている。私は、4月に入ってから描いていない。何かほんわかした絵を描いてタイムラインに流そうとしたけれど、色が薄暗くなってしまった。
それで、自分が今することは、とりあえず筆を置いて「しっかりする」だと思うようにした。これまで本当にありがたいことに、たくさんの方が私の絵やポストカードをお手元に置いてくださった。中には今後大変なお仕事に向かう方もおられる。描いた絵描きがしっかりしていれば、お届けした絵の効力が強まる。これは完全に魔術的な思考だけれど、今そういう気持ちがする。
しっかりする。それから徐々にまた絵を描いていきたい。
自宅で過ごしています。
時々何か描いてみたりもするのですが、集中力が続かなかったり、色が沈んでしまったりしたので、今はらくがきと、紙に色を落とすだけをしています。
医療従事者の皆様、専門家の皆様、行政・立法・司法機関の皆様、社会インフラや物流のお仕事をされている皆様、小売店舗でお仕事をされている皆様に深く感謝します。どうか、状況が落ち着きますように。
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(お知らせ)
4月に参加を予定していたグループ展について、ギャラリーの皆様とご相談の上、参加を取りやめることにしました。楽しみにしてくださった皆様、ご一緒する予定だった皆様、申し訳ございません。この状況が落ち着いた後、またお会いできたら嬉しいです。
4/8から参加を予定していたグループ展について、ギャラリーの皆様とご相談の上、参加を取りやめることにしました。現状を考えて「今は絵の展示をするべきではない」と判断しました。楽しみにしてくださった皆様、ご一緒する予定だった皆様、申し訳ございません。どうかご了承ください。この状況が落ち着いた後、またお会いできたら嬉しいです。
さくらもち (sakura-mochi, cherry blossom rice cakes) はがきサイズ小
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さくらもち。近所のお店で買ってきた。浅くついたおもちが包んである。西日本で一般的な「道明寺」というタイプのさくらもちらしい。東日本のさくらもちは、小麦粉でできたクレープ生地のようなものにあんこが包んである。
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日本神経回路学会誌 (2020年3月号) に「水彩絵描きの冒険 -体当たりで行く芸術と科学の融合領域-」というタイトルの文を寄稿しました。特集ページ『神経回路学会における「在野研究者」「企業研究者」の取り組み』の解説記事です。お茶の水女子大学の毛内拡先生にお声掛け頂きました。ありがとうございます。
こちらから全文をお読みいただけます。
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知覚研究に興味を持ったきっかけ、研究を離れた経緯、絵の学校の思い出、透明水彩について、その他少しずつ書いています。掲載誌の関係上、主に神経科学や数理の研究者の方へ向けた話題になっています。
特集では毛内先生と「脳を理解する方法」について考え続ける森北出版の丸山隆一さんとご一緒しています。丸山さんは、以前イラストを描かせていただいた、小林晋平先生の「ブラックホールと時空の方程式」の編集を担当されています。
毛内拡先生のとりはからいで、神経回路学会誌2020年3月号に、「脳を理解するとはどういうことなのか:外野からの一考察」という文章を載せていただきました。 https://t.co/MqiCYrwZGh
— R. Maruyama (@rmaruy) 2020年3月13日
神経回路学会誌の記事は、掲載から1年後、どなたでもWebからダウンロードできるようになります。(2ヶ月後のWeb版公開時は回路学会の方のみダウンロード可能です。) 気軽な読み物としてお読み頂けたら嬉しいです。1年後の世界が今より落ち着いていますように...。
J-STAGE 日本神経回路学会誌ページ
https://jstage.jst.go.jp/browse/jnns/-char/ja
ご近所の公園にスケッチを取りに行った。
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部屋で色々考えたあと、外へ描きに行くと「まあ、考えたことはともかく、それはそれとして、さっぱり描けない」みたいな気持ちになる。この気持ち、大切にしていきたい...。ateliersalvador.hatenablog.jp