「すくすくひまわり!プロジェクト」で絵の先生をしました

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作って頂いた名札...おしい!ますとみです!

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9/20(日)と9/27(日)に大田区・大森のアートイベント「すくすくひまわり!プロジェクト」で絵の先生をしました。アートプロデューサーの色さん、やまだちほさん、NPO法人大森まちづくりカフェの方にお声掛け頂きました。

「子どもたちと一緒に楽しく絵を描こう」という企画で、十数名のお子さんとご家族が集まりました。1日目はひまわりのタネの形の紙に「いつかやってみたいこと」をクレヨン・色鉛筆で描き、2日目は大きな紙に絵を組み合わせて、大きな絵に仕上げました。1年以上前から企画されており、桜の季節には「夢の桜」というタイトルで大きな桜を描く予定だったのですが、なかなか開催できず、まちづくりカフェさんも大変だったようです。(今回の実施に当たっては、アルコール消毒、マスク・フェイスシールドの着用、換気を徹底しました)

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2日目、1日目に描いた絵を大きな紙に貼ったところです。ここから子ども達と紙を囲んで絵を描きました。みんなの絵をまとめて「一つの作品」にするのが私の仕事です。子どもたちは好きなところに好きな画材で好きなように描くので、まとめる側はいつもギリギリの選択を強いられます。今回もかなりギリギリでしたが、最後の最後、子どもたちに「黄色と青で思いっきり塗ってほしい!」とお願いして、みんなの力でなんとか完成しました。いつも不思議ですが、紙の四隅が塗られたとたん「絵が完成した感」がぐっと上がります。不思議です。

子どもたちは絵を囲んで、色先生・ちほ先生と一緒に「いつかやってみたいこと」を発表しあっていました。私は、最後に感想を求められて「みんなと楽しく絵がかけて良かったです」と言ったところ、子どもから「絵の先生だから、絵のことしか話さないね」と言われました。そうか...。

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完成作品。なかなか自由に動きづらい状況ですが、また落ち着いたら、皆さん好きなことをたくさんできますように。
 

首都高

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首都高のゲート (33.2 x 24.2 cm)

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大森でのアートイベントのお手伝いの帰り「しながわ水族館の方に行ってみようかな」と思って、歩道橋を渡る途中で見た光景。

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絵を描く時間

1時間くらいでさらっと描くスタイルに憧れがあった。その場の何かを閉じ込めたような絵。魔法のように仕上がる絵。そういうスタイルに憧れて、外でのスケッチを1時間で完結させようとしていた。結果、なかなか仕上がらなかった。最初ビビりながらゆっくりはじめて、最後慌てて雑になる。そのうち、気ばかり焦って描くのが楽しくなくなった。アホだった。私は「1時間で絵が描けるなんてすごい」みたいな「すごさ」の部分だけを真似しようとしていた。

場の雰囲気を感じて、その場で描く喜びを味わえば良いのだった。短時間で描くことは「その場の何かを閉じ込める」ための手段であって、目的ではなかった。描いた時間の長さがどうなるか、その時々で変わっていいし、なんでもいいのだった。

やってみて気づくことがたくさんある。アホだったけど、形から入ることもしないで、要はずっと描かずにいたなら、形にとらわれる機会すらなかった。だからこれでいい。色々描きたいものがあるし、色々な絵のスタイルがある。

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屋根の赤色を持ち帰りたい。 

ateliersalvador.hatenablog.jp

 

夜のはじまり

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夜のはじまり (22.7  x 14 cm)

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多摩川を描きに行った。

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一旦ここまで描いて、持ち帰ってもう少し描いた。夕方と夜が混ざったみたいになった。

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昼間、大田区でアートイベントの講師を勤めさせていただいた。講師といっても、小さいお子さんが絵を描くのを見て「いいね!」と言ってるだけの人だった...自分も久しぶりにクレヨンで描いた。また来週も行ってきます。

 

中野島駅

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中野島駅 (22.7 x 15.8 cm)

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JR南武線・中野島駅。赤い屋根に風見鶏と時計の着いた駅舎。一度描いてみたいと思って、今日描きに行った。一駅先が登戸 (小田急線との乗り換え駅)。

 

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駅を出てすぐ踏切がある。のんびりした雰囲気。いいなあ。昔から、改札を出てすぐそばに踏切のある駅が好きだ。

 

 

多摩川

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多摩川 (33.2 x 24.2 cm)

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多摩川を描きに行った。府中の是政橋から描いた。

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着いた時から薄曇りで、そのあと雲が増えていった。

描いていて、しっくりくる感じがした。

曇りの日を描くのは結構好きだ。心穏やかになる。また描きに行く。晴れの日の川も描きたい。

 

高尾駅

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高尾駅 (33.2 x 24.2 cm)

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JR高尾駅を描きに行った。神社のような屋根の構えをしてる。改札から少し出たところに、おしゃれなカフェとお土産のお店がある。

後ろはマンションっぽい。高尾は中央線・京王線の起点の駅なので、都心で仕事をする方に人気らしい。

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水彩色鉛筆を連れて行った。色や線を描き足したいとき便利だ。

使うと絵がのんきな感じになる。

 

アンリ・ファルマン複葉機

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日本で最初の飛行機 (22.7 x 15.8 cm)

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「アンリ・ファルマン複葉機」を描きに行った。埼玉県・所沢市の所沢航空発祥記念館に展示されている。1909年(明治24年)にフランスで設計・開発、1機が日本に輸入され、1910年の日本最初の試験飛行で空を飛んだ。

ja.wikipedia.org

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なんだか現代の人間からすると、すかすかでちょっとびっくりする。フレームだけだ。これで空飛んだんだよなあ。

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所沢航空記念公園、久しぶりに来た。飛行機描くの楽しい。また来よう。

 

東京駅丸の内駅舎

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東京駅丸の内駅舎 (24.2 x 33.2 cm)

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東京駅を描きに行った。

駅前、人は相当少なくなっていた。観光客もいない。「東京オリンピックまであと325日」の表記が光っていた。カウントが修正されたらしい。

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横断歩道に人がいない。みなさんテレワークしてるのかな...

  

9月1日

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玉川上水緑道 (15.8 x 22.7 cm)

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昨日、絵の具ボックスを忘れて、鉛筆でスケッチだけ取った風景を描いてきた。

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乾燥待ちをすることを覚えた。

樹木を描くのは面白い。ざっくり描くのも、図鑑を見たりしながら細かくスケッチするのも楽しい。乾燥待ちの間スケッチをする。

 

8月31日

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玉川上水緑道に行ってきた。ベンチに座ってペットボトルの水を飲んで、しばらくぼんやりしてから、じゃあ何か描こうかと思って荷物を見たら、絵の具ボックスを忘れてきていた。

「8月31日にやってしまった...」と思った。

 

ザリガニ

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ザリガニ (10cm四方くらい)

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玉川上水を描きに行った。「どうもしっくりこないなあ」と思いながら描いていたら、横に小さい男の子が来て、いきなり「ザリガニー!」と言われた。横の水路でお父さんが釣りをしていて「あー!描いてるところすいません!ザリガニ見せたいみたいで...」と言われた。男の子がまた「ザリガニー!」と言って、バケツに入ったザリガニを見せてくれた。「..よーし、じゃあ絵描きザリガニ描いちゃうよ!」ということで、描いた。

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「ここにハサミがあるよなあ、なんかがこう、ビヨーンと出てて...足の数が」「4本!」みたいなやり取りをしながらザクザク描いた。お父さんが「おー!ザリガニですね!」と喜んでくれた。男の子はずっと「ザリガニー!」と言っていた。

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家に帰って「あ、そうか、目の前のものを描けばいいんだ」と思った。