やっていく

f:id:ateliersalvador:20210130125939p:plain

時々電話してくれる友達から3年ぶりに電話がきた。「パンが宙に浮いている」という内容だった。Twitterで昨日の絵を見てくれていた。

...

色々話した。

「これだけは言わせてくれ」

「うん」

「背景が白だと浮きやすい」

「白背景、あえてなんよ...」

「わかった。それは厳しい。ごまかしがきかない。他が正しくないと浮く」

「そうね...」

「お皿描いた方がいいかも。敷物敷いたり」

「お皿、確かに」

「あと、光源をひとつに絞ろう」

「それな...」

「そうか。自分に厳しいんだな。」

「かもしれない...」

「とにかく、自分のマインドを強く持ってるのならそれでいいんだ。」

 

ありがとう。電話してくれて嬉しかった。

 

さくらあんぱん

f:id:ateliersalvador:20210130002750p:plain
木村屋のあんぱん。

ご近所のお店で買ってきた。真ん中のへこんだくぼみのところに、桜の塩漬けが入ってる。内側に入ってると、運んでるとき桜が取れなくていいなと思った。いつも輸送のことが気になる。

...

食卓にお皿を置いて描いてる。ずっとパンを見てる。穏やかで、取り残されたみたいな気持ちになる。

 

レーズンパン

f:id:ateliersalvador:20210121211808p:plain

レーズンパン (手のひらサイズ)

朝散歩に行って、ご近所のパン屋さんで買ってきた。ざっくりスケッチ。

...

水彩のロール紙を買った。1524mm x 10m、たくさんある。どんどん切ってとりあえず描く。

 

近況

f:id:ateliersalvador:20210120153507p:plain

小さいスケッチ。

 

...

大学院にいた頃の書類と資料をシュレッダーにかけた。本は買取に送った。

「ビジョン」だけ手元に残した。

f:id:ateliersalvador:20210120163140p:plain

2冊ある。1冊目はマーカーペンで書き込みをしてしまって、目がチカチカして落ち着いて読めなくなったので、2冊目を買い直した。「いつか内容をまとめよう」と思ったまま、ずっとまとめられないでいる。

もう1冊、コンピュータビジョンの研究者さんからお借りしたままの「視覚の文法」が本棚に残った。

f:id:ateliersalvador:20210120163209p:plain

以前ご自宅にお伺いした時、たまたま見つけて貸していただいた。

f:id:ateliersalvador:20210120163416p:plain

錯視図形・カニッツァの三角形。線はないのに、中央に白い三角形が浮き出て見える。研究をしている頃、この図の解釈についてずっと考えていた。

去年あたりから、輪郭線とは「目が見つけるもの」だと思うようになった。

 ...

私は、目の内側というか、頭の内側に映りこんでいる世界に興味がある。

 

野菜とくだもの

f:id:ateliersalvador:20210115211601p:plain

野菜とくだもの (F8くらい)

...

横浜画塾・笠井先生の教室の静物。花瓶にセロリが入っていた。「どうしてセロリなんですか?」と質問したら、先生は「年始で花が手に入らなくて他を探してたら、お店に青々としたセロリがあって...」とおっしゃっていた。

色がとてもきれいだった。あまり何も考えず、水と絵の具を置いてみた。手前の器のりんごとオレンジを置いて、器を置いて、オレンジとアボカドをテーブルに置いて、セロリの茎を伸ばしたりして、あとはそれぞれ「紙の向こうにある感じ」になるように、ぼかしたりこすったり乾かしたりしながら、なんとなくやっていった。自分はこの描き方 (ダイレクトペインティング) が好きだ。描くのと見るのを同時に、たくさんできる。楽しい。最初に紙に置いた色で、意外とものが浮き出たり消えたりする。絵もすーっとした感じになる。

...

画塾のお休みを頂くことにした。都県境を越える移動ができない。12月も不調でお休みを頂いていた。なかなか教室に伺えない。

 

月餅

f:id:ateliersalvador:20210113183029p:plain

月餅。崎陽軒の売店で買ってきた。中国の伝統的なお菓子で、中身・大きさもそれぞれのものが各地に色々あるらしい。崎陽軒の月餅はふた口サイズだった。中身はあんこと栗。

月餅、絵文字があった。

🥮 

 

パン

f:id:ateliersalvador:20210108230444p:plain

散歩に行って、パン屋さんでパンを買ってきた。

最近、朝の散歩に行くようになった。散歩に行くようになってから、夜よく眠れるようになった。

開店したてのパン屋さんで焼きたてのパンが買える。

 

あけましておめでとうございます。

f:id:ateliersalvador:20210102174823p:plain

皆様、あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

...

今年の目標、まだ立てられていないです。暫定目標は「明るく生きる」... 

大変な状況に対処してくださっている、全ての皆様に感謝します。どうしても己の無力を感じる出来事が多いですが、せめて自分と、自分の身の回りを明るく保っていきたいです。

暖かくなったらみなとみらいを描きに行きます。

 

個展「東京駅丸の内駅舎」終了しました

f:id:ateliersalvador:20201220234729j:plain

個展「東京駅丸の内駅舎」終了しました。お越し頂いた皆様、絵をご覧頂いた皆様、お力添え頂いた皆様、ありがとうございました。

写真は会場のBLANKさんに撮影頂いたものです。

体調を崩してしまい、ご心配をお掛けしました。その後回復し自宅で過ごしています。ご来場いただいた皆様、お会いできず申し訳ございません。3月の吉祥寺の展示では健康な姿でご挨拶できればと思います。
...
絵を描き始めた頃から「いつか東京駅を描いてみたい」と思っていました。いつか、いつか、と言ってなかなか描かずにいたのですが、思い立って立ち寄る度に描いてみることにしました。描けているかはともかく、描いてはいるので前より進歩したかなと思います。

ただ、今回展示を終えてみて、自分の中でまだ何かが終わっていないのを感じました。それが何なのか、うまく言葉にできないです。

ぼんやり思っているのは「ゆるい絵を描きたい」ということです。東京駅を描きはじめてから、気持ちがゆるくなくなっていました。「東京駅を描いていたから」というより、駅に向かおうとしている時点でゆるくなくなっていました。もっと言うと、絵描きになり「いつか東京駅を描きたい」と思いはじめた時に、もうゆるくなくなっていたのだと思います。

そのあたりのことをぼんやり頭に置きつつ、また春の展示に向けて、少しずつ描いていきます。このような時だから、ゆるくありたい。輪をかけてゆるくありたいです。展示が開催できて本当に良かったです。気の抜けない日々が続きますが、皆様の生活が少しでも穏やかであるよう、穏やかになるよう祈ります。ありがとうございました。

 

個展「東京駅丸の内駅舎」開場しました / 在廊について

f:id:ateliersalvador:20201216100652p:plain

個展「東京駅丸の内駅舎」開催中です。
12月15日(火)-12月20日(日) 13時-19時 (日曜は18時まで)
場所: 高円寺BLANK JR高円寺駅北口・徒歩3分 Googleマップ

...

在廊についてのお知らせです。1日目の在廊の後、体調を崩してしまい、今後の在廊をキャンセルすることにしました。会場でお話できず申し訳ございません。展示は日曜18時まで開いています。お近くでしたらお立ち寄り頂けたら嬉しいです。道路を挟んだ向かいにギャラリーさんの1号店(Clouds Gallery + Coffee) があります。ご用の際はこちらへお声掛けください。

Webサイトで展示中の絵をご紹介しています。

https://keimasutomi.myportfolio.com/

3月に吉祥寺・アートギャラリー絵の具箱さんで展示をします。その時にまたご覧頂けましたら嬉しいです。ありがとうございます。