桜もち・梅もち・うぐいすもち。散歩に行って、近所のお店で買ってきた。
とちゅう梅の花が咲きかけているのを見た。春だ。嬉しい。そろそろ外に出て絵を描こう。しばらく近場の気になる土地を描いて、都県境を越えても良さそうになったら、みなとみらいを描きに行く。
さくらもち。小さいスケッチ。
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関西・道明寺タイプと関東の長命寺タイプが一緒のパックで売っていた。
Fabrianoのラフブックに描いた。
現物と原画。ラフブック、さすがにベコベコだ。擦ったり消したり、少しならできる。1回までなら表面は破けない。2回目からは厳しい。
色は自分の好きな方に寄せた。
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YouTubeでカステラを作る動画を見ていた。
4:30くらいの、焼きあがったカステラを切り分けるところが気持ち良かった。
きれい。
さらに細かく切るときは、機械が切っていた。
長崎に行きたい。カステラ買って、市電の駅を描きに行きたい。
時々電話してくれる友達から3年ぶりに電話がきた。「パンが宙に浮いている」という内容だった。Twitterで昨日の絵を見てくれていた。
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色々話した。
「これだけは言わせてくれ」
「うん」
「背景が白だと浮きやすい」
「白背景、あえてなんよ...」
「わかった。それは厳しい。ごまかしがきかない。他が正しくないと浮く」
「そうね...」
「お皿描いた方がいいかも。敷物敷いたり」
「お皿、確かに」
「あと、光源をひとつに絞ろう」
「それな...」
「そうか。自分に厳しいんだな。」
「かもしれない...」
「とにかく、自分のマインドを強く持ってるのならそれでいいんだ。」
ありがとう。電話してくれて嬉しかった。
小さいスケッチ。
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大学院にいた頃の書類と資料をシュレッダーにかけた。本は買取に送った。
「ビジョン」だけ手元に残した。
2冊ある。1冊目はマーカーペンで書き込みをしてしまって、目がチカチカして落ち着いて読めなくなったので、2冊目を買い直した。「いつか内容をまとめよう」と思ったまま、ずっとまとめられないでいる。
もう1冊、コンピュータビジョンの研究者さんからお借りしたままの「視覚の文法」が本棚に残った。
以前ご自宅にお伺いした時、たまたま見つけて貸していただいた。
錯視図形・カニッツァの三角形。線はないのに、中央に白い三角形が浮き出て見える。研究をしている頃、この図の解釈についてずっと考えていた。
去年あたりから、輪郭線とは「目が見つけるもの」だと思うようになった。
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私は、目の内側というか、頭の内側に映りこんでいる世界に興味がある。
野菜とくだもの (F8くらい)
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横浜画塾・笠井先生の教室の静物。花瓶にセロリが入っていた。「どうしてセロリなんですか?」と質問したら、先生は「年始で花が手に入らなくて他を探してたら、お店に青々としたセロリがあって...」とおっしゃっていた。
色がとてもきれいだった。あまり何も考えず、水と絵の具を置いてみた。手前の器のりんごとオレンジを置いて、器を置いて、オレンジとアボカドをテーブルに置いて、セロリの茎を伸ばしたりして、あとはそれぞれ「紙の向こうにある感じ」になるように、ぼかしたりこすったり乾かしたりしながら、なんとなくやっていった。自分はこの描き方 (ダイレクトペインティング) が好きだ。描くのと見るのを同時に、たくさんできる。楽しい。最初に紙に置いた色で、意外とものが浮き出たり消えたりする。絵もすーっとした感じになる。
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画塾のお休みを頂くことにした。都県境を越える移動ができない。12月も不調でお休みを頂いていた。なかなか教室に伺えない。
皆様、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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今年の目標、まだ立てられていないです。暫定目標は「明るく生きる」...
大変な状況に対処してくださっている、全ての皆様に感謝します。どうしても己の無力を感じる出来事が多いですが、せめて自分と、自分の身の回りを明るく保っていきたいです。
暖かくなったらみなとみらいを描きに行きます。