アトリエ・サルバドールの冒険

水彩絵描き・ますとみけいのBlogです。

昔の郵便局舎

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昔の郵便局舎 (A5スケッチブック)

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お電話を頂いた。

「小平市役所の者です。BlogとTwitterを見ております。」

「えっ???」

「『小平ふるさと村』をご存知ですか。」

「最近、地図で見かけて、描きに行きたいと思っておりましたが...」

「私、ここの施設管理をしております。イベントの開催にご興味はありますか」

「イベント...イベントですか」

「良かったら、一度お話しさせて頂けませんか。」

「勝手がわかりませんが、明日スケッチに伺います。よろしくお願いします。」

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それで、きょうお伺いした。

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小平ふるさと村。東京都・小平市の古民家保存施設。明治41年(1908年)に建てられた郵便局舎や、原野開拓時代の住宅や資料がある。イベントスペースもある。

最近、緑道で木をしばらく描いたあと「建物を描いてみたい」と思って、Googleマップで玉川上水の近くを探していた。この間、偶然見つけて、近いうちに行こうと思っていたところだった。お電話いただいて本当にびっくりした。

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事務棟に入って、お電話くださった方にご挨拶した。5年前、市民協働イベントのパンフレット製作をお手伝いした時に名刺交換した方だった。 その節はありがとうございました。。

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画面に絵が写ってる...。なんだろう。すごい不思議な感覚がする。

状況が落ち着いたら、こちらで何かイベントをするかもしれない。

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園内を散策した。

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茅葺のおうち。涼しげだ。

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水車小屋がある。水車いいなあ。回ってるのを見るのが楽しい。

小平一帯、玉川上水ができるまで、ほぼ未開の地だったらしい。雨が降っても、関東ローム層がすぐ水を吸ってしまうので、水田で米を育てるのに十分な水を溜めておけなかったそうだ。江戸時代、玉川兄弟が玉川上水を引いたあと、上水からの分水路を増やしたことで、畑ができて人が住めるようになったとか。ここは玉川上水あっての土地なんだ。

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郵便局の建物。西の方から移築されてきた。

赤屋根いいなあ。最初から絵みたいだ。

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じゃあ、スケッチいってみよう...。

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昔の郵便局舎。

近いうちにまたお伺いする。今度は水車を描こう。

 

Blogの更新を少なくします

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2016年にBlogをはじめて以降、絵を描くたびにBlogを一つ上げていたんですが、更新頻度を落としてみることにしました。
最近、絵を描いている途中から、頭の奥で「言葉が目立つ」ような、絵が文章の存在を前提にしているような、ちょっと妙な気持ちになることが多くなり、絵と文章を毎回セットにするのを止めてみたらどうなるか、興味が湧いてきました。絵も変わったりするのかな...。私は文章を書くのが好きなので、Blogもまた書いていきたいです。お気付きのことがありましたら、ぜひお知らせくださったら嬉しいです。

 

  

玉川上水緑道

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玉川上水緑道 (33.2 x 24.2 cm)

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玉川上水に行ってきた。

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玉川上水の若木はみんな、幹がひょろ長くて、緑道にまっすぐ枝を突き出してくる。木の多いところに落ちたどんぐりは、芽吹いてすぐに丈を伸ばさないと、先に伸びた木に光を奪われて成長できない。結果、上水沿いにはすぐに幹が伸びる木ばかりが残る。道に向かって突き出した枝が多いのは、道には大木がないので光が取りやすいからだ。木は、光がよく当たる枝だけ大きく育て、光の当たらない枝は枯らすらしい。 (このWebサイトがとても勉強になった。:  木の形作りと資源獲得

木を見ると「必死に生きてるんだな」と思う。

私は、何か明るいものがあると、暗い側を見たくなる。こもれびを見るときも、こもれびの「少し暗い側」を見たくなる。こもれびの形は、木々が競争し、光を取り合った結果だ。「さわやかに描いた方がいいのかな」と思いつつ、私はどうしても、そちら側が描きたくなる。

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きょう、そんなことを考えながら描いていたら、虫取り網を持った男の子が「うおー!なんだ!!ゲージュツ家がいる!ゲージュツ家だ!」と言いながら、こっちに向かって走ってきた。「え?え?」と言ってるうちに、網を持った3人の男の子に囲まれてしまった。

「ゲージュツ家じゃん!絵描いてるよ」

「おれ、こういうところで絵描いてるやつはじめて見た」

「いるところにはいるんですよ (やつってなんだよ...)」

「木描いてる」

「木じゃん。なんかすげえなあ」

「うん。すげえ。これすげえよ」

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「よくわからんけど、なんかすごい」と思ってもらえるなら、とても嬉しい。

これからも、色々ごちゃごちゃ考えて、よくわからない絵を描くだろうけど、感じたこと、思ったことを素直に描いていきたい。

 

玉川上水緑道

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玉川上水緑道 (33.2 x 24.2 cm)

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玉川上水に行ってきた。

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「透けて光ってる葉っぱ」を持ち帰ってきた。忘れないようにしよう。

木の幹が難しい。筆でピッと線を引いてみるけど、木っぽくならない。こすったり色を重ねたりしながら、幹にしようとしてみた。やるだけやったけど、帰って見てみるとまだちょっと違う。幹は、もう少ししっかりしてる。

 

玉川上水緑道

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玉川上水緑道 (18 x 14.5 cm)

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玉川上水に行ってきた。

笠井先生から教えて頂いた「緑道の横から張り出した枝と葉」の描き方を試してみた。一回描いたところを水で拭き取って、ガッシュの絵の具で調整した。

描いてる時、とにかく必死だ。ずっと同じ場所にいるのに、見るものも考えることも、やることも毎回変わってくる。同時にたくさんのことが起こる。雲が太陽を隠している間、紙に置いた水が乾かない間、しばらく待ってまた描くのに戻ると、こもれびの形が変わってたりする。さっき明るく塗り残した葉っぱも、木影に入って暗くなったりする。

こういう「変化する風景」を描くのが楽しくなってきた。色々なもの・ことが時々刻々と変わるけど、変わらないものやこともあるから、それを見つける。 遠くに行けるようになったら、同じようにやってみたい。海とか。もっと大変かな。

 

笠井先生

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 横浜画塾・笠井先生の教室のスケッチデーだった。本当は緊急事態宣言が明けるまでお休みしようと思っていたけれど、グループラインで「テーマは"木漏れ日"です」と予告があって「それは行かざるをえない」と思って行くことにした。

デモンストレーション制作を後ろから拝見した。ソーシャルディスタンスを取ろうと思って、離れたところにいた。

ちょっと後ろ姿を描かせて頂いた。休憩中の先生にお見せしたら「足が長く描いてあるよー!」と笑ってらした。癖が出た。私はつい人の足を長く描いてしまう。

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先生に「緑道でよく見る、道の端からちょっと出てる枝がうまく描けないです」とお話したら、すぐに絵の中に描いてくださった。

 
 
 
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自転車の左斜め上。「あの枝だ」と思った。いつも緑道で描こうとして、なかなかうまくいかない「あの枝」が描いてある。すごい。

コツを教えて頂いた。今度やってみよう。

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クラスの方々のスケッチがとてもきれいだった。自分のスケッチは、よくわからなくなった。緑道と木漏れ日を描きに来て、何描いていいかわからなくなった。(「あの枝」も描いてない。)

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らくがき。

 

 

スケッチ

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スケッチ。F4の紙の隅に描いた。

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大原写生会オンライン2021が終わった。

セツ・モードセミナーの長沢節先生を描いた。

5/29(土)のオンライントークイベント中、登壇者の方が見せてくださった写真から描いた。お会いしたことのない、セツ先生。

私にとっては、やっぱり大原スケッチは「在学中行くことができなかったイベント」で、セツ・モードセミナーの大事な思い出だ。私が入学したのは2013年、学校の大会は2011年から休止されていた。

大会の主催者の方とZOOMでお話した。 「"セツのイベント"というところから離れて、もっと輪を広げたい」とおっしゃっていた。確かに、Googleストリートビューで見て描いて、Twitterのハッシュタグで参加するなら、世界中どこからでも参加できる。色々な人が関われる。

だけど、私は「セツにいたこと」の思い出として、あの学校に関わった人だけで会が閉じていてほしい気持ちがある。

落ち着いたら大原に行って絵を描きたい。

 

玉川上水緑道

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玉川上水緑道 (33.2 x 22 cm)

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玉川上水に行ってきた。いい天気だった。

緑道のお散歩を日課にしている方々に「あら、きょうも描いてるんですね」と話しかけられる。描いてます。なかなか難しいですが...。

それでも1枚描くごと、何かに近づいていく感じはある。

 

玉川上水緑道

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玉川上水緑道 (33.2 x 24.2 cm)

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久しぶりに晴れた。緑道に行ってきた。

折りたたみの椅子を持っていった。落ち着いて描ける分、どんどん筆を置いてしまう。途中から「よし、もうこれはえいやでいこう」という気持ちになって、思いっきり描いたり消したりした。

緑道で描いていて、毎朝お話する男性がいる。緑道が朝のお散歩コースらしい。毎日「お、今日も描いてますねえ。私、趣味で油絵を描いているんだけどね、つい、写真から描いちゃうんですよ。先生は現地で描けっていうんですけど」という話をする。私は毎日「写真から描く方が断然いいですよ!現地めちゃくちゃ大変ですよ!」と答える。そうすると男性は「いやあ、現地で描くの、いいよねえ。じゃあまた明日」と答えて去っていく。

ぐしゃぐしゃになった画面を見ながら、なんでここで描いてるんだっけ?と思う。

緑道を描く時、絵と写真のことについて頭の中で考えている。描いてる最中、ずっと考えている。そのうち頭の中が「言葉ばかりがうるさい状態」になってくる。しばらくすると、手が動かなくなる。

去年、緑道でしばらく描いていた時、やっぱり似たような状態になった。どうやって楽になったっけ...と思ってBlogの記事を見返した。 (こういうとき、Blogを書いてて良かったと思う。)

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緑道を脱出して、国立駅を描きに行っていた。駅、いいな。駅が描きたい。

 

ateliersalvador.hatenablog.jp

 

雨と木

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雨と生えたての木 (24.2 x 33.2 cm)

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あいかわらず玉川上水にいる。きょうは雨だった。

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雨のスケッチ、乾かない、絵に雨がぼたぼた落ちてくる、跳ねた雨で緑道の土が飛んでくる (絵の中の点々もいくつか土だったりする)。描いてるはしから絵がぐしゃぐしゃになる。だけど結構楽しい。そういう状況なりに、いま描いているものを持ち帰るとして、どうするといいだろう?みたいなことを考えたりする。

緑道、若木がたくさんある。秋にはどんぐりがたくさん落ちてくる。

 

スケッチ

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がくあじさい。緑道の近くで見た。

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天気がくもりの日、落ち着いてものが描ける。晴れの日に外で描いてると、変わる光を追ってるうちに、何を描いてるのかだんだんわからなくなってくる。

しばらく太陽の出ない日が続くらしい。植物のスケッチを取って帰る。