雑記

空を飛ぶもの

きょうの水彩: 空の習作。普段と違う絵具 (サクラマット水彩) を使って描いてみた。 ... ついにFlightradar24のGold planを申し込んでしまった。アクセス開始時の広告が消え、タイムアウトによる更新の必要もなくなった。コンピュータの前にいる時間、ただず…

絵を生む鋳型

色試しの紙: パレットに余った絵の具を適当に置いて、新しい色と形を探す。 落書きと絵の境界はどこだろう。もしも落書きと絵の境界が分かって「絵」というものが持つ重要な構造を摑むことができれば、鋳型で鋳物を作るように、いくらでも絵が描けるようにな…

黒による表現

きょうのスケッチ: 贈り物の花籠。 絵の中に黒を入れた瞬間、絵の存在感が一気に上がる。たぶん、黒がその絵の世界の中の「一番暗い何か」「一番黒い何か」「一番はっきりしている何か」の表現を一手に引き受けてくれるのだと思う。

答えなくてもいい

きょうの水彩: 空の習作。 ... 絵を描いているとき、頭の中から声がすることがある。 「こんなことに何の意味があるの?」 院生の頃、論文を書いているとき同じような声を聞いた。「何の意味があるの?」と頭の中から声がした。書かなければ修了できない。す…

ICU本館

水彩スケッチ: 3月中旬の風景。建物に重なる木をいくつか省略した。 国際基督教大学 (International Christian University: ICU) 本館の取り壊し計画がたったと聞いて、オープンキャンパスの日にお邪魔した。中央線の武蔵境駅からバスでおよそ15分。キャンパ…

饒舌な絵描き

少し前に描いた絵。 無口な絵描きに憧れがある。「絵が語る」ような人。自分はどうも饒舌で、いつもべらべら喋っている。それもだいたい「背後の理屈」を説明しようとする。役に立つこともあるけれど「無粋なことをしている」と感じる。喋るのをやめたらどう…

好きな色の答え方

人から「好きな色は?」と聞かれるとき、 ガンボージの黄色。しかし残念なことに草木から取った本物のガンボージの色を知らない。ガンボージは有毒かつ退色しやすいため、現在は使われていない。画材製造各社で代替品が検討されている。自分はウィンザー&ニ…