碓氷峠の廃線跡

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きょうの水彩: 碓氷峠・アプトの道。信越本線の廃線跡 (横川-軽井沢間) の一部を利用した全長約5.9kmの遊歩道。明治時代の機関車は非力であり、山岳地帯を越えるのは大変に難儀な作業だった。碓氷峠で採用された「アプト式鉄道」は通常の2本のレールの間に「ラックレール」という鋸歯のようなレールを敷き、車両下部の歯車を噛ませて勾配を進んだ。ラックレールを持つ鉄道にも色々な種類があるそうで、アプト式の「アプト」とはこの方式を考えたドイツ人技術者の名前らしい。

長い五号隧道を抜けて第三橋梁「めがね橋」に出るところ。すぐ正面に六号隧道の入口がある。