玉川上水緑道

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玉川上水緑道 (12 x 14.7 cm)

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描いている途中、何回か曇る日だった。影を追っているとき、途中で日がなくなると結構戸惑う。今まで目の前にあった色が一瞬で消えてしまう。

「何がある」「どこにある」を持ち帰りたければ、すぐに輪郭線を引くといいとわかった。「どのようにある」は、主に絵の具の色で持ち帰る。その日その日のありようを持ち帰ることになる。曇りの日は曇りの日、晴れの日は晴れの日のありようを持ち帰る。