「夢の桜プロジェクト」で絵の先生をしました

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2/28(日)と3/14(日)に大田区・大森のアートイベント「夢の桜プロジェクト」で絵の先生をしました。アートプロデューサーの色さん、やまだちほさん、NPO法人大森まちづくりカフェの方にお声掛け頂きました。二十数名のお子さん、ご家族の方と一緒に大きな絵を描きました。

1日目、桜の花びらの形の紙にみんなの夢を描きました。なりたいもの、行きたいところ、したいこと...色々な夢が集まりました。ご家族からは「旅に出たい」という夢がたくさん集まりました。私もです。旅に出たいです。

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2日目、みんなで大きな紙に花びらを貼り、さらに周囲に絵を描いて桜の木にします。「桜の木が風の中でぶあーって踊ってるみたいにしよう」とイメージを伝えて、あとはみんな好きに描いてもらいました。

だいぶ紙が埋まり、ちほ先生が子どもたちに夢の内容を詳しくインタビューする頃、私は絵に「最後の仕上げ」をします。絵の先生、実際のところこのために呼ばれているのです。私は、いつも頭の中で「絵とは何だろうか」「絵の完成とはいつなのか」などと毎回ごちゃごちゃ考えているのですが、いざ目の前に絵がやってきて、完成の時間が迫ると「とにかくなんとかしよう」という気持ちだけになります。「幹はしっかりさせたろう」とか「ピンクと水色でにぎやかそう」とか「形はとにかくぶあーっとした感じ」とか、感覚をフルに開いて完成させます。私はこの作業がとても好きです。たくさん何かが集まってごちゃごちゃしている中に、少しの共通性を見つけていくのが楽しいのです。絵は、なんとか完成しました。

参加者の皆さん楽しそうで良かったです。大きい紙がたくさんあって、クレヨンや色鉛筆が使いたい放題の機会はなかなかないと思います。また遊びましょう!