玉川上水緑道

f:id:ateliersalvador:20210504233637p:plain

玉川上水緑道 (21 x 15 cm)

...

玉川上水に新緑を描きに行っている。

同じ場所にずっと通って描いていると、なんとなく「もしかして、こういうこと?」と思う瞬間がある。

f:id:ateliersalvador:20210504213554j:plain

昨日この絵を描いている時「今、なんかわからんけど、絵から一気に"光が消えた"」と思う瞬間があった。左側のどこかだと思う。そこに絵の具を置いた瞬間、紙の中から一気に"光"がなくなった。

f:id:ateliersalvador:20210504213645j:plain

たぶん、紙の各所が放つ反射光と、風景の各所が放つ光の特性が「食い違う」時、そういうことが起こるんだと思う。

まとめると「よく見て描こう」ってことになる。

それできょうは、落ち着いて「よく見て描く」ができるように、絵の具を濃いめでだぶだぶにといて、ゆっくり、紙の上端からおろして、ちょっとずつ描くようにした。

きょうの絵もまだ食い違いが大きい。それでも、昨日より少し近づいた。