アトリエ・サルバドールの冒険

水彩画家・イラストレーターの ますとみけいのblogです。作品・スケッチ・らくがき・お知らせを投稿します。

絵を買ってください

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個展に向けて、絵に値段をつけています。正直、本当に心の痛い作業で「どうして展示を開いてしまったのか」「そもそも、なんで絵描きになってしまったのか」などと頭を抱えています。来場者さんに「え、これ売るの?」とか「本当にこんな値段なの?」と聞かれるのを想像して、勝手に辛くなるのです。自信を持って「はい」と言える絵描きでありたいです。

展示会場で絵を見て「あ、いいな」と思って下さった方、もし良ければ絵を買ってください。あなたに私の絵をお渡しし、私はあなたからお金を頂いて、また絵を描いていきます。お金は、とてもありがたいエネルギーです。お金があってはじめて「旅に出て絵を描こう」とか「新しい絵の具を試してみよう」とか「食洗機にお皿洗いを任せて、自分は絵を描こう」といった選択肢が取れるようになります。私の作品でなくても構いません。あなたが「いいな」と思った作品を買い、どうか作者さんにあなたのお金を渡してください。

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絵を買ってくださった皆様、本当にありがとうございます。皆様のお陰で私はなんとかやっていっています。

きょう公園で描いた絵

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井の頭公園アートマーケッツの出店中になんとなく描いた絵たち。F0のスケッチブックかSMのブロック紙に描いています。

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都の職員の方によると、アートマーケッツは諸般の事情 (キャストには教えることができない) により、終了となるかもしれないそうです。もしできるなら続いてほしいです。

 

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 きょうの店構え。

ポピー

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ポピー (22.7 x 15.8 cm)。茎の水切りをするため水道に持って行ったら、何本かの花びらがばらばらになった。シンクから花びらをすくって周りに撒いた。

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展示のことを考えるのと、絵を描くのとがなかなか同時にできない。

立川駅

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立川駅 (22.7 x 15.8 cm)。朝に見たJR南武線の電車。

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3/19 (火)から始まる個展の準備をしている。昨年ギャラリーさんからお声掛けいただいた時、実は個展だということを把握していなかった。「今まで描いた絵もいくつかあるし、他の参加者さんの作品に紛れて、まあ、ちょっといくつか片隅にかけて頂ければ...」くらいのぬるい気持ちで「ぜひ参加させてください」とお返事してしまい、1月半ばにLINEで「案内はがきの準備はできましたか?」とご連絡をいただいて、おそろしく慌てた。以前参加した"企画展"が"グループ展"だったので「企画展というもの=グループ展」と勝手に勘違いしていた。なお、このpostを書くためにLINEを見返したところ、文面には最初から「企画個展」と書いてあった...つまり、完全に私のミスであり、アートギャラリー絵の具箱さんは一切悪くありません...。

こういった経緯もあり、今回、ねじれた作り込みもなく、自分が普段していることがストレートに壁にかかっているような個展になると思います。どうか皆様もお気軽に遊びにいらしてください。以上、個展のご案内でした。

 

ateliersalvador.hatenablog.jp

 

鳥に好かれた人

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鳥に好かれた人 (6 x 7 cm)。静岡県掛川市の「掛川花鳥園」で見た光景。掛川花鳥園は世界各国の珍しい鳥がいるテーマパーク。広い温室の中央に睡蓮の花が咲くプールがあり、周囲を鮮やかな色の鳥が飛び交っていた。その中で、明らかにお客さんらしい男性の身体に、鳥が何匹もくっついていた。男性の方は黙々とスマートフォンを見ていて、なんとなく面白かった。

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同じ風景を絵の具の色だけで描こうとして失敗した。その紙の裏に描いた。

 

ポピーの花

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ポピーの花 (14.7 x 19.3 cm)。花瓶にさしている。10分間を計って描いた。

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セツ・モードセミナー (Wikipedia) で一番多い授業科目は「コスチュームデッサン」(通称「Cデッサン」)という、スタイリッシュなモデルさんを描く10分間のクロッキーだった。

「描く前にモデルさんの周囲を3回は回って、自分の描きたい位置を探す」「紙全体を使って全身を描く」「立って描き、描き終わっても静かに過ごす」「最初のうちは鉛筆で描く」という他、特に指示はなく、あとはみんな一緒にとにかく描いた。自分が入学した時には、創設者のセツ先生はすでに亡くなっていて、あとを受け継ぐ方々が学校を運営していた。学校はセツ先生の生誕100周年目に閉校した。

入学3年目くらいから「モデルさんの色をなんとか絵に残したい」と思いはじめ、水筆と固形水彩ボックスを画板に貼り付けて、絵の具で直接描くようになった。今日はそのときのことを思い出して、同じように絵の具で描いてみた。10分間、集中して描いた。

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2回描いたうちの1回目。
 

有楽町駅前

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有楽町駅前 (14 x 22.7 cm)。東京交通会館3Fの屋上庭園「有楽町コリーヌ」から見える風景。東京駅を出てすぐの新幹線と、これから東京駅に着く新幹線が見える。どちらもゆっくり走っている。

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ビルを描くのが難しすぎる。ウォッシュ一発で明るさを当てられない。鍛錬しかないのか...。鍛錬しかないんだろう。水彩で鳥瞰図を描きたい。描きたい以上、これぐらいの数のビルで音をあげてたら、話にならない。しかしどうすればいいのか...。鍛錬しかないんだろうな...。

 

みなとみらい・ぷかり桟橋

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横浜みなとみらい・ぷかり桟橋 (22.7 x 15.8 cm)。パシフィコ横浜のそばにある、シーバスやプレジャーボートの発着所。小さな洋館風のターミナルが浮いている。

ぷかりさん橋 - Wikipedia

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横浜を描いた絵が「第22回サムホール公募展」で優秀賞を頂いた。

ateliersalvador.hatenablog.jp

www.kinbi.jp

嬉しかった。ありがとうございます。

嬉しさをFacebookとTwitterに書いて、今はぼんやりしている。賞をもらったり、褒められたりすると、緊張してしまって、変な力が入る。今も変な力が入っている。怖いときと同じくらい緊張する。太宰治が人間失格で「弱虫は、幸福をさえおそれるんです。綿で怪我をするんです」と言っていた。わかる。ちょっと落ち着きたい。落ち着くまで、とりあえず自分の好きなものを描く。

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関連記事に2016年の「横浜から」が出るだろう...(表示されない場合もあります)

渋谷ハチ公前・青ガエル観光案内所

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渋谷ハチ公前・青ガエル観光案内所 (33.2 x 24.2 cm)。1986年まで東急線を走っていた車両「5000系」の第一号を活用した観光案内所。中はなぜかキティちゃんモチーフの内装で埋め尽くされている。

www.omote-sando.info

井の頭線と渋谷マークシティの連絡通路の上から描いた。描いている最中、外国からの観光客が4組くらい話しかけてきた。アメリカから来た3人、マレーシアから来た家族4人、国は不明の女性2人 (「友達、あなたの写真撮りたい、いいですか」と日本語で聞かれた) メキシコからの男性2人。アメリカの3人には「おすすめの観光スポットを教えてください」と聞かれたので「正面に見える緑の電車が観光案内所です」とお伝えした (なんか不思議な感じがした。) マレーシアの4人には「この絵の中にいるのは犬ですか。この犬は何ですか」と聞かれた。ハチ公の話を必死で英語で説明した。伝わったかな...。皆さん、どうぞ良い旅を。

絵は2時間くらいで仕上がった。しかし、2019年の渋谷とは思えない絵になってしまった。スタイリッシュな人とか、派手な動画広告とか描かなかったからか。