アトリエ・サルバドールの冒険

水彩絵描き・ますとみけいのBlogです。

東京駅

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東京駅 (33.2 x 24.2 cm)

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東京駅は「特別になろうとした駅」だと思う。

1914年、日本がいわゆる「西洋に追いつけ・追い越せ」をやっていた頃、国家の威信をかけて建築された。八角のドームのあたり、完全な西洋風でない謎の趣がある。 (建築探偵・藤森照信先生は「ヨコヅナの土俵入りを写したもの」と著書に書いていた。私もそんな気がする。八卦良い、というか、張ったり、というか。)

全体のフォルムはやたらボコボコしている。窓枠の模様はブロックごと、1,2,3階で細かく違う。あちこち謎めいた飾りがあって、横全体に白いラインが走っている。この特徴を余すところなく描こうとすると、それなりにつらい。全部水彩でやろうとすると、相当つらい。何回か「のっぺり」したまま仕上げてみようとして、失敗した。一気に"らしく"なくなってしまう。東京駅はボコボコしている。ボコボコしてるのが東京駅みたいだ。

描いているとき、何かの「執着」と向き合っている感覚がする。国家の執着、建築家の執着、どこかからやってきた全然違う何かの執着、何よりも、自分自身の個人的な執着。そういうものが徐々に混ざって、だんだんおかしくなってしまう。

  

 

東京駅

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東京駅 (F8: 37.9 x 45.5 cm)

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今日閉場した、ギャラリーび〜たでの横浜画塾特別展で展示した絵。無事閉場しました。(Webで展示の様子をご覧いただけます。:  横浜画塾 水彩画特別展 ) ありがとうございました。

 

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形が不安定で、額装してやっとギリギリ完成っぽい...。

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正直、描いているとき苦しかったです。この1枚を仕上げる中で、テクニカルな学び、充実感、いつも使っている絵の具の新しい表情、その他、覚えたことや手に入れたものが相当にたくさんありました。とにかく仕上がって、持っていけて良かったです。

 

11月の光

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スケッチ (33.2 x 24.2 cm)

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横浜画塾展のプレオープン前、東京駅の八重洲側を歩いているときに見た。

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絵みたいな光だった。写真を撮った時にはもうなかった。こういう光を持って帰りたくて、透明水彩を持ち歩こうと思ったんだった。

横浜画塾特別展がオープンした。昨日のプレオープンは塾生2人で迎えた。展示参加者は高齢の方が多く、都心方向には向かいづらいと思う。どうか状況が穏やかになってほしい。

 

「横浜画塾 水彩画特別展」参加します

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横浜画塾・笠井一男先生の教室の「横浜画塾 水彩画特別展」に参加します。11/19(木)-24(火) ギャラリーび〜た (東京・京橋) 11時-16時 (火曜は15時まで) です。

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私は「笠井先生の自転車」と「東京駅」を展示します。

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ギャラリーび〜たさんでは様々な対策がなされていますが、状況が状況のため、どうかご無理のない範囲でお越しください。インターネット展示も同時開催されます。ぜひご覧ください。(http://travelplan.co.jp/gajyuku/)

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*11/23(月祝) の13:30-16:00 会場におります。

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ギャラリーび〜たさんは海外スケッチツアーを主催されている旅行会社「トラベルプラン」さんのギャラリーです。今回、一度閉廊するそうです。こちらの会場で、素晴らしい水彩画の展示をたくさん拝見しました。そして「自分もいつかここで絵を展示できたらなあ...」と思っていました。今回教室展で絵を飾らせて頂けることになり、とても嬉しく、そして、閉廊を悲しく思います。またギャラリーがオープンした際、お伺いできればと思います。

 

旧横浜港駅プラットホーム

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旧横浜港駅プラットホーム (42 x 28 cm)

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横浜画塾・笠井先生の教室のスケッチデーだった。良く晴れた素敵な一日だった。

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赤レンガ倉庫の裏手にある。横浜港 (みなと) 駅は、横浜港に停泊する船と鉄道網との接続点だった。いろんな人がここから船に乗って、どこかに出かけたんだろうなあ...と思いながら描いた。

 

東京駅

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東京駅 (33.2 x 24.2 cm)

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相変わらずKITTEの屋上庭園から。

隣の男女2人が「ビルの明かり、残業してる人達の明かりなんだよな...。そうだ、残業をロマンチックに言い換えたら、何になるだろう?」「"有志のつどい" はどうかな」「無理やりやらされてるんじゃないのかな...。でも、"有志のつどい"、それもまた一つの答えかもしれない」とか話していて、描きながら笑ってしまった。

スーツケースを引いた人たちが多い。じっと駅を見ている。



小さい駅

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小さい駅 (はがきサイズくらい)

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西武多摩湖線・青梅街道駅。すごくローカルな雰囲気がある。

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だいぶ前、用事があってこの駅で降りたとき「いいなあ。スケッチしてみたいなあ」と思ったけど、何もしなかった。きょうは描いてみた。Fabrianoのラフブックがとても使いやすい。かなり薄い紙なのに、ペンも水彩もしっかり固着する。

最近、やろうとかやってみたいとか思っていて、でもずっとやっていなかったことを少しずつやっていっている。 

 

旧原宿駅

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旧原宿駅。新しい方の原宿駅の改札内側から。

インスタグラマーのJohn先生から「描いてよ」とリクエストをもらった。最初、John先生が撮った写真を送ってもらったけれど、色々見えないところがあったので現地に行ってきた。線を描いて、持ち帰って色を置いた。

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解体用の足場が組んであった。

  

横浜赤レンガ倉庫

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横浜赤レンガ倉庫 (22.7 x 15.8 cm)

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夕方の時間に行った。長い影がきれいだった。絵みたいだった。ああ、本当にこういう風に影が落ちるんだと思った。

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ここは駅で、港で、日本の近代物流倉庫で、廃線跡。日本と世界との玄関口。みなとみらいはもっと描きたい。ここは私の好きな場所だ。かつて重要な役割を担って、今はその役割を終えた場所。描きたいことがたくさんある。

 

東京駅

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東京駅 (20 x 20 cm)

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南側ドームの真正面。丸の内ビル4Fのカフェから見られる。

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まだ日が暮れる前、簡単にスケッチをとっている時。日が暮れた後はガラスに部屋の反射が写り込んで、向こうが見えなかった。次は外に出て描いた方がいいな。

 

 

東京駅

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東京駅 (51 x 36 cm)

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東京駅を描きに行った。

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交番の真正面だった。おまわりさんがずっと進捗を見守ってくださった。

いつもより大き目の紙 (F8) を持っていった。「イーゼルなしでも、手持ちで何とかなるかな」とぬるい考えで持っていったら、全く何ともならなくて、描いてる最中ずっとオタオタした。正直、きびしいたたかいだった。そういう"きびしいたたかい感"が絵に入った気がする...。紙の大きさは少し考える。細かいところはいつもより描きやすかった。

また描きに行く。