水彩絵描き・ますとみけい

お知らせ・作品・近況・らくがきを投稿します。🎨

花の定期便

多弁のユリが届いた。 自分が知ってるユリと、似てるけど、だいぶ違う。おしべがない。たぶん品種改良の結果、おしべが真ん中の6枚の花びらに変化している。めしべも奥まったところに隠れていて、目立たない。 カリフォルニアライラック、描けなかった。小さ…

花の定期便

緑の花が届いた。全部緑のセッティングだ。 リシアンサス、和名でトルコキキョウ。花びらがつやつやしていて新鮮だった。セダムグリーンは葉っぱが厚めでぷにぷにする。タバリアファンは薄いレースのような葉。細かいすき間をちまちま描くのが楽しかった。グ…

花の定期便

マリーゴールドが届いた。 なかなか描けなくて、今日やっと描いた。 マリーゴールド以外みんな初めて聞いた。白くて丸い、つぶつぶした実のついた植物がヒペリカム、和名で弟切草と言うらしい。届いた時には白かった実が、だんだん黒くなってきた。「ダステ…

花の定期便

スプレーバラが届いた。 一本の茎からスプレー状に枝分かれして、複数の花がつくバラの品種を「スプレーバラ」というらしい。 botanica-media.jp こんな感じで枝分かれする。 一個ずつの花が小さい。 ... バラと向き合うと、どうも緊張する。「美しく描かね…

花の定期便

シャクヤク (芍薬) が届いた。 Twitterで「シャクナゲ」と名前を間違って投稿していた...。教えて頂いた。 「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」の「芍薬」だ。はじめて見た。きっとどこかで見てるんだろうけど「花だ」くらいの認識しかしていなか…

花の定期便

花の定期便を頼むことにした。週に1回、宅急便で花束が届く。毎週の花のセレクトはお店がする。どんな花が届くか、開けてみてからのお楽しみだ。 金曜日、小さい段ボールに入ってやってくる。花の名前を書いたメモももらえる。 聞いたことのない名前ばかりだ…

近況

赤ちゃんがやってきた。男の子だ。 やってくるまでが大変だった。分娩室で24時間朦朧としていた。正直、陣痛をなめていた。自分の身に起きたことを未だにうまく理解できない。あれは「痛み」というより「早く人間をやめて獣に戻れ」という身体からのシグナル…

「小さな喫茶店」のポストカード販売をはじめました

吉祥寺・HATTIFNATTの雑貨屋さんのポストカードコーナーに「小さな喫茶店」のポストカードを置いて頂きました。HATTIFNATTさんのお店の入り口を描いたカードです。 お近くへお越しのとき、ポストカードラックを覗いてくださったら嬉しいです。*「おやつのポ…

個展「スケッチと絵」終了しました

ますとみけい個展「スケッチと絵」終了しました。ご来場頂いた皆様、絵をお求め頂いた皆様、お力添えを頂いた皆様、Webからご来場頂いた皆様、ありがとうございます!お求め頂いた絵は、来週前半にお店もしくは私から発送します。お手元に届くまでどうぞ今し…

個展「スケッチと絵」開催中です

本日から2/27(日)まで、個展「スケッチと絵」を開催しております。 お時間ございましたらどうぞお立ち寄りください。 *Webサイトからも作品をご覧頂けます。 https://keimasutomi.myportfolio.com/ .....水彩絵描き・ますとみけい個展「スケッチと絵」2022…

雪の日

年明けの1月6日、個展の案内はがきを持って横浜画塾に伺った。 横浜駅の世界堂とToolsに立ち寄ったあと、ブルーラインでセンター南へ向かった。 笠井先生もクラスの皆様もお元気そうだった。良かった。「お腹に赤ちゃんがきました」と報告すると、クラスの方…

近況

妊婦健診で都立病院 (多摩総合医療センター) に行くようになった。 待合の間、吹き抜けから正面入口のスケッチをした。手首で検温する機械、誰が手首をかざしてもエラーが出て計測し直しになる。都の職員さんがつきっきりで対応していた。 検診は無事終わっ…

個展「スケッチと絵」を開催します

2/22(火)から2/27(日)の期間、日本橋(東京)のArt Mall 2Fギャラリーで個展「スケッチと絵」を開催します。昨年と一昨年に描いたスケッチを中心に、額装もしくはマット紙にくるんで展示します。オンラインでもご覧いただけるよう準備します。 Art Mallさんは…

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 ... 色々なことが少しずつ落ち着いて、穏やかな1年になればいいなと思います。今年は生活が大きく変わりそうです。ぼちぼち描いていきますので、またご覧頂けたら嬉しいです。Blog…

近況

お腹に赤ちゃんがいる。順当にいくと春ころ生まれる。 標準より少し小さいらしい。総合病院へ転院することになった。エコー検査の結果「今のところ体格的なものだと思う。経過を観察しましょう」ということだった。無事出てきてほしい。 私はこれまで「何で…

井の頭公園アートマーケッツ(12/25)に出店します

12/25(土) 井の頭公園アートマーケッツ、年内最後の出店をします。風景・おやつのポストカードと合わせて、Happy Holidayグリーティングカードを持って行きます。どうぞ遊びにいらしてください。10時から16時まで、おおよそ地図のピンのあたりにいます。 goo…

井の頭公園アートマーケッツ(11/14)に出店します

井の頭公園アートマーケッツ 11/14 (日) に出店します。風景のポストカード・おやつのポストカードを持っていきます。どうぞお散歩がてらお立ち寄りください。 10時から16時まで、おおよそこのあたりでお店を出しています。 大風が吹いたり、雨が降ったら一…

小平ふるさと村・スケッチ体験会「絵はがきを描いて送ろう」で講師をします

今週末10/23(土)、東京都小平市の古民家園・小平ふるさと村でスケッチイベントをします。小平ふるさと村主催「絵はがきを描いて送ろう」というイベントで、園内を散策しながらはがきにスケッチしたり、ぬりえコーナーで色を塗ったりして遊べます。描いた絵は…

井の頭公園アートマーケッツ(10/10)に出店します

井の頭公園アートマーケッツが再開されました!とても嬉しいです。長くこの日を待っていました。10/10 (日) に出店します。絵のポストカード・おやつのポストカードを持っていきます。どうぞお散歩がてらお立ち寄りください。 10時から16時まで、おおよそこ…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (11終)

(1へ) ... (10から続く) 食堂を出てKさんと話した。 研究所の桜がちょうど見ごろで、やや散り始めたところだった。 「ありがとう。絵は大切に飾ります。諸々のことはまたメールしてください」 「ありがとうございます。そうだ、展示を開催するとき、ぜひお知…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (10)

(1へ) ... (9から続く) Kさんからの依頼を受けたあと「かぼちゃ人類学入門」という本を買った。 "かぼちゃ島"で暮らす"かぼちゃ人"のつつましい暮らしを鳥の視点から描いた絵本。小さい頃、この絵本がとても好きだった。絵の中に入って、自分もかぼちゃ人と…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (9)

(1へ) ... (8から続く) ある日、食堂から戻る途中、Kさんがぼそっと言った。 「何が正しいなんて、ないんですよ」 自分の中で、とてもはっとする言葉だった。 「ないんですね」 「そう。ないんです」 そうして、Kさんも私も黙ったまま居室に戻った。 ... 2月…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (8)

(1へ) ... (7から続く) 新しい仕事は難航していた。 私とSさんは、Kさんがいない時に居室で状況を相談しあった。 「私たち、いっそ、できないことはできないって、Kさんに言った方がいいと思うんです」 「そんなこと簡単に言えませんよ。"できない"って言っ…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (7)

(1へ) ... (6から続く) 飛行機の絵をKさんに渡した後、私はKさんに「絵を描きませんか」と勧めないようになった。そのかわり、個人的な製作をいくつか進めた。 2017年4月に入って、新しい仕事が始まった。Sさん、私、Kさん、研究所内外の方々と連携して、シ…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (6)

(1へ) ... (5から続く) Kさんの年賀状と紙束を見てから、私は考え込んでしまった。 同じ夏、1枚の絵の製作に膨大な時間をかけて以来、私は「次の絵」を描く気力を失っていた。暑い夏の日にスケッチに行って、数百枚の写真と数十本の動画を撮り、自宅に戻って…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (5)

(1へ) ... (4から続く) Kさんがあまりにかたくななので、私はむしろ面白くなってしまって、食堂に行くたび、しつこくKさんに「絵を描きませんか」と言い続けた。 「Kさん」 「本当にしつこい人ですね...絵の話でしょう」 「おっしゃる通りです。描きませんか…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (4)

(1へ) ... (3から続く) 私とSさんはKさんの携帯に連絡しつづけた。 午後の3時を過ぎても、Kさんからの応答はなかった。 Sさんが言った。 「家で倒れてたりするんじゃないですか」 「これはもう、私たちではまずいですね。研究所の人に話すしかない」 「研究…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (3)

(1へ) ... (2から続く) 私は、前からずっと気になっていたことをKさんに聞いてみた。 「Kさんは何か修行をされているんですか」 「そう、修行してる」 「どういう修行なんですか」 「坐禅を組み、大声を出して鈴を振る」 「...」 「思うほど怪しいものではな…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (2)

(1へ) ... (1から続く) Kさんは無口で、謎の多い人だった。13時頃の遅い時間から研究所にやってきた。乱れた衣服を着て、顔を真っ赤にしていた。 Yさんから「Kさん、道場で修行をしてるんですよ」と教えてもらった。 「何の道場ですか」 「坐禅を組んだり、…

自信を持って生きる (亡くなったKさんの思い出) (1)

2020年の1月、Kさんという方が亡くなった。飛行機の研究所で働いていたときの上司さんだった。 ずっと、この人との思い出を書きたいと思っていた。 私は、Kさんとの3年間の関わりを通じて「自信を持って生きる」とはどういうことかを教えてもらった。教わっ…