りんご apple スケッチブック。
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身近なもののスケッチをしていきます。
人体デッサン集「モルフォ人体デッサン ミニシリーズ 骨から描く」の模写を完了しました。6月22日から始めて、1日およそ1/2~1ページ、全96ページ写してきました。面白かったです。今までしっかり把握してこなかった、各所の骨や関節に詳しくなりました。実際の製作の時にも「このあたりに関節の出っ張りがあるはずだから」という予測が立つようになって、描くときの速さと正確性が上がった気がします。人間の中の仕組みに詳しくなると、描くのも楽しくなっていいなあと思いました。やって良かったです。
明日からは「ミニシリーズ 関節と筋肉の働き」を写していきます。「骨から描く」との連続性が高そうなので「箱と円筒で描く」より先に写すことにしました。
箱と円筒で描く モルフォ人体デッサン ミニシリーズ (モルフォ人体デッサンミニシリーズ)
台風翌日の二子玉川 (22.7 x 15.8 cm)。
多摩川が氾濫した地点のスケッチを取りに行った。「今日の多摩川を描きに行かなくてはならない」という気になった。
台風翌日の15時。現地は思ったより落ち着いていた。田園都市線・二子玉川駅は何事もなく機能していた。河川敷そばの家やマンションは、浸水した荷物の運び出しをしていた。多摩川の水はかなり引いていて、水面に空の色が映っていた。
東急田園都市線と国道246号線・二子橋の橋脚の間 (22.7 x 15.8 cm)
テレビであれだけ「増水した川に近づくな」と言われてるのに、増水した川のスケッチを取りにきている。なんか、よくないな...とか思いながら、一筆書きでざくざく描いた。帰ってからうろ覚えで色をひいた。
大都市圏は水から良く守られていると思う。治水計画を敷いた方、ダムを作った方、築堤した方、施設管理の方...守ってくださった方、今も守ってくださっている方が大勢いることを感じた。
小さな港 (A Little Port)
33.2 x 24.2 cm
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横浜画塾・笠井先生の教室のスケッチデーだった。神奈川・逗子の海岸で絵を描いた。先生の製作を拝見して、その後自分も近くの港を描いた。
(笠井先生の当日の絵。Instagramにすごい絵がたくさん並んでます...)
Kazuo Kasai on Instagram: “"LES PÂTISSERIES LA MARÉE DE CHAYA" in Hayama
先生は塾生に自由なスタイルで描くことを許してくださる。よく「描き方はともかく、良い絵が描ければそれで良いんです」とおっしゃる。講評では「こういう絵を描きたいなら、こういう風にした方がいい」というアドバイスを頂く。(ありがとうございます。)
外でスケッチするとき、鉛筆線を一筆で描くことにした。乗り物や建物など複雑なものを描こうとして、途中で面倒になって描くのをやめてしまっていた。どうしたらいいか考えて、最近「一筆で描く」に行き着いた。自分は色々考え過ぎるところがあって、描いてる最中頭の中がごちゃごちゃする。でも、らくがきみたいに「一筆で描く」と決めてしまうと、先々のことを考え過ぎず、目の前のものを見ること、次のストロークを描くことにだけ集中できる。上の絵もひと筆描きしてみた。楽しい。しばらく試しながらやっていきます。
グループ展「絵描百物語 (えかきひゃくものがたり)」@吉祥寺 momo curry 終了しました。展示にお越し頂いた皆様、絵やポストカードをお持ち帰り頂いた皆様、ありがとうございました。 (インターネットから応援頂いた皆様もありがとうございます!)
フリーダムなメンバー5名 (今は無き絵の学校、セツ・モードセミナーの友人と、さらにその友人の5名で集まりました) フリーダムな来客の絵描き仲間、フリーダムなお客様、そして全てに輪をかけてフリーダムなモモカレーの店主・モモさんで展開する、まさに「なんでもあり」の展示でした。来場の方が「放課後の部室みたい」と感想を書いていましたが、本当に放課後の部室みたいでした。絵も作品も増えたり減ったり、展示期間も伸びたり縮んだり、モモカレーさんも休みがあったりなかったりで、なかなか告知が追いつかず失礼しました。次に自分が展示するときは、展示期間はタイトめにしてお知らせします。
展示終了後、モモさんが私の花のポストカードと同人誌「季刊あさもや」をお店に置いてくださることになりました。なんだか、自分たちもお店の一部になれたように感じて嬉しいです。あさもやは本棚のどこかにあります。ご来店の際はぜひ店内の本棚を探してみてください。
らくがき「2ひきのねこ」。在廊中はらくがきしたり作業したりして過ごしました。自分は在廊中に何か描くのが好きです。こういうときなんとなく描くものたちは、あとで見返して「自分が作りたい何か」に近い気がします。しっかり机に座って「こういうものを作るぞ」と決めて描きはじめると、やや違う何かになるのです。不思議です。
いつも展示が終わると次の製作の方向性が見えたりするのですが、今回はますます分からなくなりました。なんというか、この世のものを「混沌」と「秩序」に分けるとして、モモカレーも「絵描百物語」も「混沌」の世界の側に近いものなのです。もっとも、あるものを何かと何かに「分ける」みたいな考え方が、そもそも混沌のことを考えるときには当てはまらないのかもしれない....。いや、混沌を考えるとは....当てはまるとは......?カレー.......混ざる.........混沌................カレー.......................
とにかく、また絵を描いていけたらと思います。色々なことが起きた展示でした。参加できて良かったです。
グループ展「絵描百物語」の会期についてのお知らせです。最終日(9/28)の夜、会場のモモカレーさんで貸切営業があり、早めに壁を空ける必要があることが分かりました。このため、実質的な展示の終了日時は「9/27(金)の夜21時」になりそうです。少なくとも、私の水彩画は9/27の夜に壁から外そうと思います。ミニ額作品は 9/28 (土) の夕方まで会場に置けると思いますが、きょう以降メンバー各自が適当なタイミングで作品を持ち帰りますので、より多くの絵をご覧になりたい方は、きょう 9/25(水)、 あす9/26(木)、あさって9/27(金) にお越し頂くと確実かと思います。色々と流れの早い展示ですみません...。
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五人展『絵描百物語 (えかきひゃくものがたり)』
テーマ 「こわいいろ、こわいかたち、こわいおもい」(たぶん)
会期 : 2019年 8月26日 (月) - 9月27日 (金) 夜から9/28(土) 昼くらいまで
時間 : 12:00 - 21:00 (16:00-18:30はお店の方が休憩を取っていることがあります。)
場所 : 吉祥寺 MOMO CURRY (Googleマップ)
※ ワンオーダーをお願いいたします。
Twitterアカウントから、展示や製作の最新の状況をお知らせしています。
9/24(火) ミニ額「なかよし」と「おびえたねこ」、そして季刊あさもや創刊号・夏号が旅立っていきました。ありがとうございます!眺めて楽しんて頂けたら嬉しいです。。 pic.twitter.com/GG1e9Bl5eI
— ますとみけい (@kei_masutomi) 2019年9月24日
先日「Blogを読んでいるけれど、あなたのTwitterのことは知らなかった」という声を伺いました。自分は「Twitterで情報更新できているから、Blogの方は大丈夫かな...」みたいな感じになっていました..。可能な限りBlogも更新しますが、今回、展示の状況が目まぐるしく変わるため、各種SNSでの告知が全く追いつきません。。。Twitterで優先してお知らせしていきますので、どうかこちらも時々覗いていただければ嬉しいです。
セロ弾き (The Cellist)
36 x 51 cm
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横浜画塾・笠井先生の教室で描いた人物水彩。この日はTシャツとジーンズを着たチェリストさんが登場して、ずっとチェロを弾いていた。手が止まっている時間がないので、色々を細かく描くのが難しい。とにかく描いた。持ち帰って仕上げた。
宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」の中で、ゴーシュが「印度の虎狩」という激しい曲を弾いてお客のネコを脅かすシーンがある。そういう感じがした。
らくがき: なみだ (Doodle: Tears)
14.8 x 10 cm
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Blogを書いたり消したりしている。まとまったことが書けない。計算機は雷の日に落としたきりで止まっている。人間は、最近製作らしい製作をしていない。らくがきをしたり、海を描きに行ったり、海を見ながら考えごとをしたりしている。
漠然と「板挟みで動けない」感がある。書くのか書かないのか、考えるのか考えないのか、描くのか描かないのか、出かけるのか出かけないのか...。昔からそうだった。子どもの頃、休日は家の天井を見つめてぼんやりしていた。「何かしなきゃ」と気持ちだけ焦るけど、何もしない。ただ天井を見ている。海のすぐそばに住んでいたのに、海を見に行った記憶がない。
昨日海から帰って、また同じように天井を見つめながら「前と比べたらはるかに動けるようになっている...」と思った。これに関しては自分で自分を褒めたい。私は、相変わらず怠惰だけど、多少は動けるようになっている。また海に行きたい。
山門 (The Temple Gate) 36 x 51 cm
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横浜画塾・笠井先生の教室のスケッチデーで描いた絵。横浜の西方寺というお寺。入口の門のあたりで描いていて、なんかえらいことになってしまった。実際の風景とは結構違う。
家に持ち帰って仕上げた。
昨日、水彩画家の永山裕子先生の個展に伺って、感動して帰ってきた。会場の中央で絵を描き続ける永山先生から、描くこと、仕上げることへの強い執念を感じた。自分も画面をスポンジでこすったり、一度描き上がったと思ってからまた絵の具をかけてみたりしたいと思った。上の絵ではそれをやってみた。
吉祥寺のカレーのお店・momo curryさんでのグループ展「絵描百物語」ですが、店長モモさんの「9月壁空いてるし延長しなよ」の一言で、会期が9/27(金) - 9/28 (土) まで延長になりました。せっかくの機会ということでメンバー5人とも新しい絵や人形、小さな額の絵をどんどんモモカレーさんに持ち込んでいます。なお、最初のテーマ (こわいいろ、こわいかたち、こわいおもい) はメンバー全員あまり気にしなくなりつつあります。どちらかというと壁での絵の展示というより、フリースペースで好きにのんびりするゆるい雰囲気になってきました。皆様どうぞお越しください。
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🍂展示の休止期間のお知らせ🍁
以下の日は貸切イベントがあり、モモカレーさんに入場できないようです。申し訳ありませんがあらかじめご了承ください。
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9/14(土) 夜17時以降、16(月) 夜17時以降、23(月)昼-夕方 、28(土) 夜17時以降
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五人展『絵描百物語 (えかきひゃくものがたり)』
テーマ 『こわいいろ、こわいかたち、こわいおもい』...?
会期 : 2019年 8月26日 (月) - 9月27日 (金) 夜から9/28(土) 昼くらいまで
時間 : 12:00 - 21:00 (16:00-18:30はお店の方が休憩を取っていることがあります。)
場所 : 吉祥寺 MOMO CURRY ※ ワンオーダーをお願いいたします。
Googleマップ:
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参加メンバー :
20Lempicka (https://twitter.com/LoveyDovey_kte)
王田土人 (https://twitter.com/nowaruagaki)
ますとみけい (https://twitter.com/kei_masutomi)
高橋茉林 (https://twitter.com/takahashimarine)
雑賀信之介 (https://twitter.com/toshoneko )
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画家の名言をまとめたWebページを読んでいて、印象派の画家、ルノワール先生の言葉が心に引っ掛かってしまった。
「芸術家というものは、自分に才能があると思うとだめになってしまう。つけあがらず、職人みたいに仕事をしてこそ、はじめて救われる。」
出典と原文を探している。いつ、誰に言った言葉なんだろう (出典をご存知の方はぜひ教えてください。)
だめになるとは、どうなってしまうんだろう。はじめて"救われる"とは。"認められる"とか"喜ばれる"とか"幸せになる"とかではない。"救われる"と書いてある。切迫したものを感じる。ルノワール先生、だめになりかけたり、救われたりしたことがあるんだろうか。それとも、近しい人に何か起きたのを見たんだろうか。
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Wikipediaを読んで、ルノワールがかつて磁器の絵付け職人として働いていたのを知った。
ルノワールは、後に次のように回想している。
"4年間の見習期間を終えて18歳になった時には、私の前には陶器絵師としての洋々たる未来が開かれていた。この仕事では、1日に6フラン稼ぐことができた。ところがその時、思いがけない大災厄が起こって、私の夢は台無しにされてしまった。……ちょうどその頃、陶器や磁器にプリントの絵付けをする方法が発明され、人々は手で描いた絵よりも機械の仕事の方を一層好むようになったのだ。"
絵付職人としてのルノワール先生、機械文明発達の影響で失職していたのだ。プリント技術投入の時期がもう少しずれていたら、私たちが日本で「ルノワールの絵」を見ることはなかったのかもしれない (遅かれ早かれ、工房は閉鎖されただろうけど...。)
「機械技術が専門家の仕事を奪うこと」「人間が何らかの専門的能力を持つこと」それから「芸術家と職人の生き方の違い」..全て、自分にとって強い興味のあるトピックだった。引き続き、冒頭の言葉の出自を探していきたい。関係する資料をご存知の方はぜひ教えてください。
うちの計算機 (モニタ周りの様子)
[お知らせ: 1]
グループ展「絵描百物語 (えかきひゃくものがたり)」@吉祥寺北口・モモカレー好評開催中です。お越しいただいた皆様、ありがとうございます。期間中に壁面の絵も増えてきました。メンバー5人も時折会場入りしています。不思議な強い力のある絵を描くメンバーです。どうぞお楽しみください。
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五人展『絵描百物語』
テーマ 『こわいいろ、こわいかたち、こわいおもい』
会期 : 2019年 8月26日 (月) - 9月28日 (土)
時間 : 12:00 - 21:00 (16:30-18:00はお店の方が休憩を取っていることがあります。)
場所 : 吉祥寺 MOMO CURRY ※ ワンオーダーをお願いいたします。
[お知らせ: 2]
心のユートピア探す人々の寄港地、絵と詩の同人誌「季刊あさもや」秋号の製作が始まりました。絵描きと詩人12名が集います。10/20 (日) 発行予定です。今回11/24 (日) 開催の文学フリマ東京でブースを出します。良ければどうぞお立ち寄りください。秋号とメンバーのポストカードやグッズを持っていきます。
[近況: 1]
いわゆるDeep Learningの力で計算機が絵を描くようにできるか試しています。前にショートショートを書かせようとしたまま、結局そちらの開発は延期し続けているのですが、今のところの感想として、物語と比べると絵の方がはるかに「生成できた」と言い張りやすそうな気がします。「絵」なるものと「物語」なるものの違いでしょうか。画像スタイル変換 (Neural Style Transfer) と敵対的生成ネットワーク (GAN) という方法を並行して試しています。
[近況: 2]
なぜ私は計算機に描かせようとしているのだろう...自分で描かないのか...。
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