2017年 4/15(土)・16(日) 朝9時から19時、吉祥寺・井の頭公園「アートマーケッツ」にて水彩画を販売します。さくらと公園の風景を描いて原画を販売します。似顔絵などの水彩画リクエストにもお答えします。お花見がてらぜひお立ち寄りください。
場所は、吉祥寺駅公園口からマルイの横を抜け、七井橋通りの入口 (いせや公園店の横) から公園に入ったあと、左に曲がって野外ステージの前を過ぎたあたりです。雨が降り始めたら撤収しますのでご注意ください。
2017年 4/15(土)・16(日) 朝9時から19時、吉祥寺・井の頭公園「アートマーケッツ」にて水彩画を販売します。さくらと公園の風景を描いて原画を販売します。似顔絵などの水彩画リクエストにもお答えします。お花見がてらぜひお立ち寄りください。
場所は、吉祥寺駅公園口からマルイの横を抜け、七井橋通りの入口 (いせや公園店の横) から公園に入ったあと、左に曲がって野外ステージの前を過ぎたあたりです。雨が降り始めたら撤収しますのでご注意ください。
きょうの水彩: JA68CE「飛翔」。JAXA (宇宙航空研究開発機構) の実験用航空機。2012年2月に導入。セスナ社のビジネスジェット機 サイテーション・ソヴリンを母機として改造。先端の棒はノーズブームといい、速度計などのセンサ機器を機体周りの気流の影響を受けない前方にまとめたもの。
2015年から2年間勤めた研究支援のお仕事でご縁のあった航空機。関係の方々に原画を寄贈した。ありがとうございました。
きょうの水彩: 良い年でありますように。
きょうの水彩: 砂漠の空。
Yahoo!知恵袋のベストアンサーに "「宇宙」と「砂漠」というのは、画家が最も敬遠する二大テーマのような気がします" という記述を見つけた。
考えてみると、「宇宙」と「砂漠」というのは、画家が最も敬遠する二大テーマのような気がします。
(有名な画家の画集でも、めったに見かけません。おそらく無機質だからでしょう)
確かに、いつも砂漠を描いてみては「何もない...」という気持ちになる。ジオラマの床と壁だけ作って中に置くものがない。砂漠が主人公の絵は、海が主人公の冒険譚とか、宇宙が主人公のSFみたいになってしまう。
それで、いよいよ、やっぱり、どうしても、砂漠に不時着した飛行機を描こうという気になってきた。来年は飛行機を描く。いままで難しいから敬遠していた。とにかくやってみようと思う。サン=テグジュペリも「星の王子さま」の中で「僕の飛行機は描きません。僕には難しすぎるから」と言って挿絵に飛行機を登場させていない。気持ちがよく分かる。とにかくやってみようと思う。
海芝浦駅。JR鶴見線・海芝浦支線の終着駅。京浜運河に面している。プラットフォームからは東京ガスのLNG火力発電所や首都高湾岸線の鶴見つばさ橋が見える。鶴見線は、京浜工業地帯の臨港線をJRが引き継いだ路線。海芝浦支線は元々は東芝の工場へ向かう専用線だった。支線のほとんどの区間は東芝構内に入る。駅改札には東芝の検問所があり、入構許可証を持たない乗客は駅から外に出ることができない。
8月の終わりに海芝浦へ行った。自分と同じように駅を見に来た人が何人もいた。上の絵の中の女の人もそのうちのひとりだった。「絵を描かせて下さい」とお願いして、スケッチを取らせて頂いた。女の人は「夜勤明けで、急に海が見たくなって来たんです」と仰っていた。折り返し、同じ電車で鶴見へ戻って行った。
きょうの水彩: 鹿苑寺舎利殿 (金閣)。クライアント様から許可を頂いて掲載。
金閣を描くお仕事を頂いた。同時期に京都へ行く機会があったので、北山へ実物を見に行った。門をくぐるといきなりある。とにかく派手で、もれなく人を圧倒する。
建物を見るときは建てた人の心情を勝手に想像する。足利義満は剛胆で権力欲の塊だったというけれど、能の世阿弥・観阿弥を見いだしたりしている。根は繊細なのかもしれない。金閣は足下の鏡池で逆さになって揺らぐ。ここに「人がこの世でどれだけ栄華を誇ったところで、所詮は幻」というほのめかしを見た。鼻持ちならないな、と勝手に腹が立ってきた。さらに妄想が進めば燃やしたくなってくるかもしれない...。
自宅へ戻って製作した。金色を水彩で描くのが楽しかった。
きょうの水彩: 横浜港。落書き用の更紙に色を置いた。
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日本神経科学大会の開催中、海外研修でお世話になった先生が来日していると伺って、パシフィコ横浜に向かった。会場近くのレストランで先生方とランチをご一緒した。先生も、来日のお知らせを下さった方も精力的に活動をされているようだった。ランチの後、先生方と別れて海の方へ向かった。もう会費を払っていないので学会会場には入れなかった。
パシフィコ横浜の敷地の端に「ぷかりさん橋」という場所があった。係留式の桟橋で、小さな洋館がぷかぷか浮いていた。海上バスのターミナルらしかった。そのあたりで何か描くことにした。
描きながら、研究していた当時のことを思い出した。苦しかった。数値化すれば大事な要素が失われてしまう現象について、無理にでも数値化しなければならないことが辛かった。空を飛ぶのに羽を落とさなくてはならないような、海を泳ぐのに両手両足を縛られなくてはならないような。向いていなかったのだと思う。
今は楽になった。行きたいところに行く。
きょうの水彩: リリエンタールの滑空機 (1894年の「標準機」を参考に描画)
一つ前のポストを見返して、翼の構造が全然描けていないことに気づいた。彼が命を賭して改良を重ねた翼なのだから、もう少し詳しく描こうと思った。