きょうの水彩: スワンボート。きょうの...と言っているけれど、昨日井の頭公園でお店を出しながら描いた一枚。
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昨日描いたもう一枚の絵は、シンガポールから来た旅行者の方が買ってくださった。絵の原画を買ってくださるのは、ほとんどが海外の方だ。「日本にはアートを買う文化がない。だから絵は売れない」と聞いたことがある。「いいことを聞いた」と思った。絵が売れない時の言い訳にできる...。井の頭公園には海外からのお客さんが多い。しばらく公園で絵を売ろう。日本の方も、もし良かったら原画を買ってください...。
公園で絵を売っていると、時間帯によっては直射日光が絵に当たる。絵にとって、直射日光は良くない。ある種の絵の具は太陽光で変質して色が褪せてしまう。特に赤色の絵の具には色褪せするものが多い。赤い絵の具 (=赤く見える絵の具) は、エネルギーが高い短波長の光を良く吸収するから、構造変化が起きやすい。一応、自分が使う赤色の絵の具は、耐候性が高い近代的な顔料 (キナクリドン系) で揃えている。今のところ目立った変化はない...と思う。
直射日光は人のお肌にもだいぶ厳しい。一日公園にいると顔がパリパリしてくる。
それでも公園にいるのは楽しい。