玉川上水緑道

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玉川上水緑道 (18 x 14.5 cm)

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玉川上水に行ってきた。

笠井先生から教えて頂いた「緑道の横から張り出した枝と葉」の描き方を試してみた。一回描いたところを水で拭き取って、ガッシュの絵の具で調整した。

描いてる時、とにかく必死だ。ずっと同じ場所にいるのに、見るものも考えることも、やることも毎回変わってくる。同時にたくさんのことが起こる。雲が太陽を隠している間、紙に置いた水が乾かない間、しばらく待ってまた描くのに戻ると、こもれびの形がまるで違ってたりする。さっき明るく塗り残した葉っぱも、木影に入って暗くなったりする。

こういう「変化する風景」を描くのが楽しくなってきた。色々なもの・ことが時々刻々と変わるけど、変わらないものやこともあるから、それを見つける。 遠くに行けるようになったら、同じようにやってみたい。海とか。もっと大変かな。