個展「東京駅丸の内駅舎」終了しました

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個展「東京駅丸の内駅舎」終了しました。お越し頂いた皆様、絵をご覧頂いた皆様、お力添え頂いた皆様、ありがとうございました。

写真は会場のBLANKさんに撮影頂いたものです。

体調を崩してしまい、ご心配をお掛けしました。その後回復し自宅で過ごしています。ご来場いただいた皆様、お会いできず申し訳ございません。3月の吉祥寺の展示では健康な姿でご挨拶できればと思います。
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絵を描き始めた頃から「いつか東京駅を描いてみたい」と思っていました。いつか、いつか、と言ってなかなか描かずにいたのですが、思い立って立ち寄る度に描いてみることにしました。描けているかはともかく、描いてはいるので前より進歩したかなと思います。

ただ、今回展示を終えてみて、自分の中でまだ何かが終わっていないのを感じました。それが何なのか、うまく言葉にできないです。

ぼんやり思っているのは「ゆるい絵を描きたい」ということです。東京駅を描きはじめてから、気持ちがゆるくなくなっていました。「東京駅を描いていたから」というより、駅に向かおうとしている時点でゆるくなくなっていました。もっと言うと、絵描きになり「いつか東京駅を描きたい」と思いはじめた時に、もうゆるくなくなっていたのだと思います。

そのあたりのことをぼんやり頭に置きつつ、また春の展示に向けて、少しずつ描いていきます。このような時だから、ゆるくありたい。輪をかけてゆるくありたいです。展示が開催できて本当に良かったです。気の抜けない日々が続きますが、皆様の生活が少しでも穏やかであるよう、穏やかになるよう祈ります。ありがとうございました。